全米映画ランキング : 2024年6月14日~2024年6月16日
全米映画ランキング:2024年6月17日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2024年6月14日~2024年6月16日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 初 | Inside Out 2 | 1 | 155,000,000 | 155,000,000 | |
2 | 1 | Bad Boys: Ride or Die | 2 | 33,000,000 | 112,240,120 | |
3 | 5 | Kingdom of the Planet of the Apes | 6 | 5,200,000 | 157,804,082 | |
4 | 2 | The Garfield Movie | 4 | 5,000,000 | 78,524,610 | |
5 | 4 | The Watchers | 2 | 3,665,000 | 13,665,279 | |
6 | 3 | IF | 5 | 3,450,000 | 100,901,432 | |
7 | 6 | Furiosa: A Mad Max Saga | 4 | 2,425,000 | 63,125,707 | |
8 | 7 | The Fall Guy | 7 | 1,500,000 | 87,906,300 | |
9 | 10 | The Strangers: Chapter 1Lionsgate | 5 | 760,000 | 33,896,299 | |
10 | 9 | 2 | 632,910 | 3,089,655 |
「インサイド・ヘッド2」特大ヒットスタート! 前作を上回る、2020年代アニメで1位のオープニング記録に
「インサイド・ヘッド2」特大ヒットスタート! 前作を上回る、2020年代アニメで1位のオープニング記録に
6月第3週の北米映画市場では、ディズニー&ピクサーのアニメーション映画「インサイド・ヘッド2」が、特大ヒットスタートを切りました。週末3日間で、2024年公開作品のなかでトップとなるオープニング興収1億5500万ドルを記録し、23年で興収1位となった「バービー」(1億6200万ドル)に匹敵する成績となりました。前作「インサイド・ヘッド」(2015)のオープニング興収(9000万ドル)を大きく上回り、20年代アニメ映画のオープニング興収としては、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」をおさえ、1位となっています。さらに初週だけで、24年公開作品のなかで興収4位を獲得しました。
本作で描かれるのは、人間が抱く「感情」たちの世界。前作の少女ライリーが成長し、高校入学を前に、思春期を迎える姿が描かれます。ライリーの頭の中である日、謎の警報が鳴り響き、彼女を子どもの頃から見守ってきたヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの感情たちの前に、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシという、大人になるための新しい感情たちが現れます。感情たちのボイスキャストとして、エイミー・ポーラー、フィリス・スミス、ルイス・ブラック、トニー・ヘイルらおなじみの面々に加え、マヤ・ホーク、アヨ・エデビリらが参戦。「アーロと少年」の原案で知られるケルシー・マンが監督を務め、前作にも参加したメグ・レフォーブと、新たにデイブ・ホルスタインが脚本を担当しました。
先週1位だった大ヒットバディアクションシリーズの第4弾「バッドボーイズ RIDE OR DIE」(ソニー)は、2位に。週末3日間で興収3300万ドル、累計興収は1億1200万ドルで、R指定映画(日本ではPG12)としては、24年公開作品のなかでトップとなりました。
先週2位だったファミリーコメディアニメ「ねこのガーフィールド」(ソニー)は、4位に後退しました。一方、「猿の惑星 キングダム」(20世紀スタジオ)は、3位に浮上。累計興収は1億5000万ドルを超え、「インサイド・ヘッド2」を追いかける形で、24年公開作品のなかで5位となりました。
2024年6月17日更新 Dan Knighton