全米映画ランキング : 2006年11月10日~2006年11月12日

全米映画ランキング:2006年11月14日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年11月10日~2006年11月12日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan

20th Century Fox
(フォックス)

2,566 2 28,269,900 67,111,765
2 2

The Santa Clause 3: The Escape Clause

Walt Disney

3,458 2 16,927,004 41,086,409
3 3

Flushed Away
「マウス・タウン/ロディとリタの大冒険」

DreamWorks/Aardman
(アスミック)

3,707 2 16,606,526 39,827,295
4

Stranger Than Fiction

Columbia

2,264 1 13,411,093 13,411,093
5 4

Saw III
「ソウ3」

Lions Gate/Twisted
(アスミック)

3,013 3 6,984,377 70,263,820
6 20

Babel
「バベル」

Paramount Vantage
(ギャガ)

1,251 3 5,558,095 7,395,357
7 5

The Departed
「ディパーテッド」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,210 6 5,164,480 109,702,938
8 6

The Prestige

Touchstone/ Warner Bros.
(ギャガ)

2,236 4 4,778,175 46,185,205
9

The Return

Rogue

1,986 1 4,479,621 4,479,621
10

A Good Year
「ア・グッド・イヤー/プロヴァンスからの贈りもの」

20th Century Fox
(フォックス)

2,066 1 3,721,526 3,721,526

「ボーラット」が首位キープ。ブラピの新作「バベル」が6位に浮上

先週、ボックスオフィスに衝撃を与えた「ボーラット」が今週も約2900万ドルを稼ぎ出し、首位をキープした。スクリーン数は先週の約3倍の2566館。累計興収は6700万ドルを超え、1億ドル突破を確実にしている。2位、3位は先週と同じで、4位に初登場したのが、ウィル・フェレル主演のダーク・コメディ「ストレンジャー・ザン・フィクション」。小説家カレン(エマ・トンプソン)が書く小説の中の主人公ハロルド(フェレル)が現実の世界にも存在しており、小説の最後で殺される運命を知ったハロルドがカレンを探し出すために奮闘するというシュールなコメディ。共演はダスティン・ホフマン、マギー・ギレンホール、クィーン・ラティファ。監督は「チョコレート」「ネバーランド」のマーク・フォースター。6位には拡大公開の「バベル」が登場。「21グラム」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が、東京、メキシコ、モロッコなど世界を股にかけた悲劇を描く。出演はブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司ら。日本公開は来春予定。9、10位にはサラ・ミシェル・ゲラー主演「ザ・リターン」とラッセル・クロウ主演&リドリー・スコット監督による「ア・グッド・イヤー/プロヴァンスからの贈りもの」。後者はご存知「グラディエーター」の監督主演コンビの新作だが、ちょっと畑が違ったか。

2006年11月14日更新 藤井竜太郎

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