国内映画ランキング : 2006年11月4日~2006年11月5日

映画ランキング : 2006年11月7日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2006年11月4日~2006年11月5日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

デスノート/the Last name

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 1
2 1

木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ

配給:アスミック

シネマライズほか 2
3 2

父親たちの星条旗

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2
4

手紙

配給:ギャガ

サロンパスルーブル丸の内ほか松竹・東急系 1
5 5

ただ、君を愛してる

配給:東映

丸の内TOEIほか東映系 2
6 4

ワールド・トレード・センター

配給:UIP

日劇1ほか東宝系 5
7 3

涙そうそう

配給:東宝

お台場シネマメディアージュほか東宝系 6
8

7月24日通りのクリスマス

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
9 6

地下鉄(メトロ)に乗って

配給:ギャガ、松竹

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 3
10 7

ブラック・ダリア

配給:東宝東和

日比谷スカラ座ほか東宝系 4

※ファーストラン時点

「デスノート」後編が大ブレイクの首位。「手紙」は4位

文化の日から始まった3連休、映画館は大いに賑わった。中でも「デスノート/the Last name」が凄まじい勢いでスタートを切っている。11月3日~5日までの3日間の成績は、動員97万5670人、興収12億899万860円。4、5日の週末2日間に限っては興収7億6082万5310円で、今年公開の全作品の中では4位(「パイレーツ2」「M:i:III」「ダ・ヴィンチ・コード」に次ぐ)、3日間では日本映画の中で今年1位という快挙だ。(修正前:同じく日本映画の中では1位という快挙だ。)10月27日に日テレ系でオンエアされた前編の視聴率が24.5%を記録しており、その勢いがそのまま後編の動員に直結した格好。最終的に興収40億円以上は確実で、50億円も射程距離。秋の興行を支える大黒柱として期待される。この割を食ったのが2位の「木更津キャッツアイ」。2週目に入ってかなり失速しており、最終興収は30億円はもはや難しく、20億円付近に落ち着きそうだ。3位「父親たちの星条旗」はスクリーン数を増やしたが、批評に動員がついてこない。「デスノート」の連続公開を見事に決めたワーナー映画だが、こちらの連続公開はやや苦戦。2弾目の「硫黄島からの手紙」が待たれる。その他新作では、4位に「手紙」、8位に「7月24日通りのクリスマス」と2本の邦画がランクイン。「手紙」は10億円、「クリスマス」は7~8億円あたりの興行となるだろう。

2006年11月7日更新 駒井尚文

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