国内映画ランキング : 2006年10月21日~2006年10月22日
映画ランキング : 2006年10月24日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2006年10月21日~2006年10月22日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 2 | 涙そうそう配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 4 | |
2 | 1 | ワールド・トレード・センター配給:UIP | 日劇1ほか東宝系 | 3 | |
3 | 初 | 地下鉄(メトロ)に乗って配給:ギャガ、松竹 | 丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 | 1 | |
4 | 3 | ブラック・ダリア配給:東宝東和 | 日比谷スカラ座ほか東宝系 | 2 | |
5 | 6 | 永遠の法配給:東映 | 丸の内TOEI1ほか東映系 | 4 | |
6 | 4 | フラガール配給:シネカノン | シネカノン有楽町ほか | 5 | |
7 | 5 | 16ブロック配給:ソニー | 渋谷東急ほか松竹・東急系 | 2 | |
8 | 初 | 天使の卵配給:松竹 | 東劇ほか松竹系 | 1 | |
9 | 初 | スネーク・フライト配給:ムービーアイ | 有楽座ほか東宝系 | 1 | |
10 | 7 | イルマーレ配給:ワーナー | 丸の内プラゼールほか松竹・東急系 | 5 |
※ファーストラン時点
「涙そうそう」が首位に。「地下鉄に乗って」は3位で発車
日本シリーズが始まり、東京国際映画祭も始まった週末。日本シリーズはともかく、安倍首相も駆けつけた東京国際映画祭は、東京地区の映画興行から確実に観客を奪い取っているようだ。そんな中、首位に立ったのは「涙そうそう」。先週18日までに観客動員が150万人を突破したそうで、19日には渋東シネタワーにて御礼舞台挨拶が行われている(妻夫木聡と土井裕泰監督が登壇)。目指すは興収50億円だ。2位にはワンランクダウンで「ワールド・トレード・センター」。こちらも既に動員100万人は突破している。そして3位には「地下鉄(メトロ)に乗って」が初登場。数字の発表は特にないが、この位置から推測するに、先週公開の「ブラック・ダリア」とほぼ同等か。来月は「椿山課長の七日間」も公開となるため、原作者の浅田次郎も宣伝に大忙しの様子。今週はこれ以外に新登場が2本、8位の「天使の卵」と9位の「スネーク・フライト」だ。それにしても、今日本映画界で一番多忙なのは沢尻エリカに違いない。この夏以降の出演作品は、「シュガー&スパイス 風味絶佳」9月16日(東宝)、「オトシモノ」9月30日(松竹)、そしてこの「天使の卵」10月21日(松竹)、来月も「手紙」11月3日(ギャガ)という具合でほとんど隔週で新作が封切られている。宣伝の稼働も、各社スケジュールの奪い合いで大変だろう。
2006年10月24日更新 駒井尚文