全米映画ランキング : 2006年9月29日~2006年10月1日

全米映画ランキング:2006年10月3日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年9月29日~2006年10月1日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Open Season
「オープン・シーズン」

Columbia
(ソニー)

3,383 1 23,624,548 23,624,548
2

The Guardian
「守護神」

Touchstone
(ブエナビスタ)

3,241 1 18,006,064 18,006,064
3 1

Jackass: Number Two

Paramount

3,063 2 14,605,343 52,070,722
4

School for Scoundrels

MGM/Weinstein

3,004 1 8,602,333 8,602,333
5 2

Jet Li's Fearless
「SPIRIT」

Rogue
(ワーナー)

1,810 2 4,983,865 18,066,869
6 3

Gridiron Gang

Columbia

3,033 3 4,581,565 33,258,307
7 8

The Illusionist

Yari Film Group

1,319 7 2,735,545 31,378,443
8 4

Flyboys

MGM

2,033 2 2,351,841 9,946,969
9 6

The Black Dahlia
「ブラック・ダリア」

Universal
(東宝東和)

2,009 3 2,129,070 20,742,610
10 10

Little Miss Sunshine
「リトル・ミス・サンシャイン」

Fox Searchlight
(フォックス)

1,065 10 1,991,723 53,133,641

アシュトン・カッチャー出演作が、1位2位を独占!

今週のボックスオフィスは、アニメの「オープン・シーズン」が首位、実写の「守護神」が2位となり、アシュトン・カッチャー出演作が1位2位独占となった。まず、首位の「オープン・シーズン」はディズニー、ドリームワークス、フォックス、ワーナーに続いてソニーがCGアニメ業界に参入を果たした第1作。人間に育てられたクマが、野生の森に入り込むというアドベンチャーで、オープニング興収は約2360万ドル。アシュトンとマーティン・ローレンスが声の出演。2位の「守護神」はアメリカ版「海猿」とでもいうべき作品で、沿岸警備隊のレスキュー隊員を目指すアシュトンを、ケビン・コスナー扮する鬼教官が教育するという海洋ドラマ。オープニングは約1800万ドルで、コスナーとしては99年の「メッセージ・イン・ア・ボトル」以来の首位デビュー作品となるチャンスを逃した。監督は「逃亡者」のアンドリュー・デイビス。4位に入った新作は「バス男」のジョン・ヘダーとビリー・ボブ・ソーントン共演の学園コメディ「スクール・フォー・スキャンダルス」。へダー扮するへたれ青年が、怪しげな学校に入るというストーリーで、監督は「スタスキー&ハッチ」などコメディ一筋のトッド・フィリップス。今週末は巨匠スコセッシ監督が、香港映画の名作「インファナル・アフェア」をリメイクし、早くも多方面から絶賛されている「ディパーテッド」が公開となる。

2006年10月3日更新 藤井竜太郎

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