国内映画ランキング : 2006年9月30日~2006年10月1日
映画ランキング : 2006年10月3日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2006年9月30日~2006年10月1日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 初 | 涙そうそう配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 1 | |
2 | 1 | イルマーレ配給:ワーナー | 丸の内プラゼールほか松竹・東急系 | 2 | |
3 | 4 | フラガール配給:シネカノン | シネカノン有楽町ほか | 2 | |
4 | 初 | レディ・イン・ザ・ウォーター配給:ワーナー | サロンパスルーブル丸の内ほか松竹・東急系 | 1 | |
5 | 2 | X-MEN/ファイナル・ディシジョン配給:フォックス | 日比谷スカラ座ほか東宝系 | 4 | |
6 | 初 | 永遠の法配給:東映 | 丸の内TOEIほか東映系 | 1 | |
7 | 3 | ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT配給:UIP | 有楽座ほか東宝系 | 3 | |
8 | 5 | ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟配給:松竹 | シネ・リーブル池袋ほか | 3 | |
9 | 7 | シュガー&スパイス/風味絶佳配給:東宝 | シネクイントほか | 3 | |
10 | 8 | ゲド戦記配給:東宝 | 日劇3ほか東宝系 | 10 |
※ファーストラン時点
「涙そうそう」首位。「レディ・イン・ザ・ウォーター」が4位
前評判が高く、前売り券の販売も好調だった「涙そうそう」が順当に首位デビュー。TBSは開局55周年を見事に飾った。初日・2日間の成績は、動員およそ34万3600人、興収3億9000万円強という堂々たるもので、「いま、会いにゆきます」(興収48億円)対比で130%の出足だそうだ。最終的には、興収30億円以上は確実で、50億円ぐらいまで可能性がある。ここのところ、「UDON」「シュガスパ」とCX関連作品がやや不振だった東宝作品だが、「日本沈没」および本作とTBS関連作が好調だ。以下、2位「イルマーレ」がワンランク・ダウンし、「フラガール」が3位に浮上した。そして4位にM・ナイト・シャマラン監督の「レディ・イン・ザ・ウォーター」が、6位には「永遠の法」が初登場。「永遠の法」は、3年に一度「幸福の科学」によって製作されるアニメだが、前作「黄金の法」前々作 「太陽の法」が初登場1位を記録していたのに、今回は首位奪取に失敗。いつもは巧みに興行の隙間をついていたが、今回は上位の作品が強かったか。さて、「パイレーツ・オブ・カリビアン」は圏外に去り、「ゲド戦記」も10位とようやく夏休み作品が退場の季節。9月の月間興収は、前年比で60%程度にとどまってしまったそうだ。
2006年10月3日更新 駒井尚文