国内映画ランキング : 2006年6月17日~2006年6月18日
映画ランキング : 2006年6月20日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2006年6月17日~2006年6月18日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 初 | デスノート 前編配給:ワーナー | 丸の内プラゼールほか松竹・東急系 | 1 | |
2 | 1 | ダ・ヴィンチ・コード配給:ソニー | 日劇1ほか東宝系 | 5 | |
3 | 2 | トリック劇場版2配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 2 | |
4 | 3 | LIMIT OF LOVE/海猿配給:東宝 | スカラ座ほか東宝系 | 7 | |
5 | 初 | バルトの楽園配給:東映 | 丸の内TOEI1ほか東映系 | 1 | |
6 | 初 | タイヨウのうた配給:松竹 | 東劇ほか松竹・東急系 | 1 | |
7 | 4 | ポセイドン配給:ワーナー | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 3 | |
8 | 6 | 嫌われ松子の一生配給:東宝 | TOHOシネマズ六本木ヒルズほか東宝系 | 4 | |
9 | 5 | 明日の記憶配給:東映 | 丸の内TOEI2ほか東映系 | 6 | |
10 | 7 | インサイド・マン配給:UIP | みゆき座ほか東宝系 | 2 |
※ファーストラン時点
「デスノート」が好発進。「ダ・ヴィンチ・コード」首位陥落
少年ジャンプの人気漫画で、単行本の発売部数が累計で1400万部という「DEATH NOTE」の映画版が、「ダ・ヴィンチ・コード」を引きずり降ろして首位に躍り出た。先行上映を含む初日・2日間の成績は、動員が30万8600人、興収が4億900万円となかなかの水準。前週封切りの「トリック2」対比で95%とのことで、最終的に興収20億円以上は確実だろう。今作は2部作の前編にあたり、後編は秋の公開。ハリウッドメジャーが配給する日本映画としては、初のナンバーワン作品ではなかろうか。2位に落ちたが、「ダ・ヴィンチ・コード」は動員500万人を突破した。興収100億円までもう一息。5位に初登場の「バルトの楽園」は、初日・2日間で動員10万9500人、興収1億3000万円とまずまずの成績。ちなみに、楽園は「がくえん」と読みます。6位「タイヨウのうた」も、「バルト」とほぼ同等の1億3000万円ほどの興収をあげた。この2作品ともに興収10億円前後の商いとなろう。なお、高杉良原作の「不撓不屈」は、圏外11位からのスタートであった。ところで18日の最終回は、日本対クロアチア戦の影響で、各館とも大分客足が落ちたそう。しかしあんな消化不良な試合を見せられるぐらいなら、映画見てた方が良かったとつくづく思う。
2006年6月20日更新 駒井尚文