全米映画ランキング : 2006年6月2日~2006年6月4日
全米映画ランキング:2006年6月6日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2006年6月2日~2006年6月4日
(金額・順位は確定後のもの)
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | スクリーン数 | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 初 | The Break-UpUniversal | 3,070 | 1 | 39,172,785 | 39,172,785 | |
2 | 1 | X-Men: The Last Stand | 3,714 | 2 | 34,017,247 | 175,348,409 | |
3 | 3 | Over the Hedge | 3,993 | 3 | 20,647,284 | 112,357,940 | |
4 | 2 | The Da Vinci Code | 3,757 | 3 | 18,610,187 | 171,966,151 | |
5 | 4 | Mission: Impossible III | 2,667 | 5 | 4,684,544 | 122,669,375 | |
6 | 5 | Poseidon | 2,720 | 4 | 3,492,361 | 51,760,587 | |
7 | 6 | RVColumbia | 2,181 | 6 | 3,204,449 | 61,710,810 | |
8 | 7 | See No EvilLions Gate Films | 1,270 | 3 | 2,041,172 | 12,405,131 | |
9 | 22 | An Inconvenient Truth | 77 | 2 | 1,356,387 | 1,937,361 | |
10 | 8 | Just My Luck20th Century Fox | 958 | 4 | 854,653 | 15,600,317 |
アニストン&V・ボーンによる「ブレイク・アップ」が首位
6月に入った全米サマーシーズン。「M:i:III」「ポセイドン」「ダ・ヴィンチ」「X-MEN3」など製作費1億ドル以上の大作ラッシュだった5月とは打って変わり、今週は製作費5200万ドルのジェニファー・アニストン&ビンス・ボーン共演によるラブコメディ「ブレイク・アップ」が首位に立った。些細なことで言い合いをして、別れを決意したカップルが、お互いに「出て行くのは相手」と決めて嫌々同居生活を送るというストーリー。監督は「恋は邪魔者」のペイトン・リード。オープニング興収約3920万ドルはまずまずか。批評がそれほど芳しくなく、昨年、ビンス・ボーン主演で大ヒットを記録した「ウェディング・クラッシャー」の成績(約2億925万ドル)を超えるのは厳しいと思われる。2位にランクダウンとなった「X-MEN/ファイナル・ディシジョン」は2週目で前週比67%のダウンとなったが、累計興収約1億7500万ドルを記録。「X-MEN2」の興収2億1400万ドルはしっかりと射程圏内に捉えており、シリーズ最高の成績を目指す。9位に入った「アン・インコンビニエント・トゥルース」はパラマウントが新たに創設した「パラマウント・バンテージ」レーベルの第1弾。先日行われたカンヌ国際映画祭でも話題になったアル・ゴア前副大統領の地球温暖化防止活動を追うドキュメンタリーで、わずか77館の上映館ながら約135万ドルの興収を上げている。
2006年6月6日更新 藤井竜太郎