国内映画ランキング : 2005年10月8日~2005年10月9日

映画ランキング : 2005年10月11日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2005年10月8日~2005年10月9日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

ステルス

配給:ソニー

日劇1ほか東宝系 1
2 1

チャーリーとチョコレート工場

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 5
3

この胸いっぱいの愛を

配給:東宝

有楽座ほか東宝系 1
4 2

蝉しぐれ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 2
5 3

NANA

配給:東宝

みゆき座ほか東宝系 6
6 4

シン・シティ

配給:ギャガ

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 2
7 5

四月の雪

配給:UIP

日比谷スカラ座ほか東宝系 4
8 6

SHINOBI

配給:松竹

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 4
9 7

シンデレラマン

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 4
10 9

タッチ

配給:東宝

シャンテ・シネほか東宝系 5

※ファーストラン時点

「ステルス」が初登場で首位。「この胸いっぱいの愛を」は3位

ある意味、人工知能が主人公の人情噺とも言えるアクション大作「ステルス」が、「チャーリーとチョコレート工場」を辛くもかわして首位に立った。公開後3日間の動員は約33万8000人、興収およそ4億2600万円。「レイ」でオスカー主演男優賞を獲ったジェイミー・フォックスが意外な役回りで出演しているが、オスカー受賞前に撮影された作品ということでご愛敬。また、主演女優のジェシカ・ビールは、このほど米エスクワイア誌の調査で“世界でもっともセクシーな女性”に選ばれており、そのサービスショットもきっちり収録。ひょっとしたら、ジェシカ・アルバとともにダブル・ジェシカ時代の到来かも知れない。全米ではティーンエイジャー向けの映画だが、日本ではやや高めの層が動員の中心だ。2位「チャーリーとチョコレート工場」は30億円を突破し、40億円まであと少し。ティム・バートン監督の日本でのベスト記録「PLANET OF THE APES/猿の惑星」(45億円)が視界に入ってきた。そして3位の「この胸いっぱいの愛を」は、3日間で動員17万人、興収2億4000万円。ちなみに「いま、会いにゆきます」(興収48億円)は、公開2日間で21万人の動員と3億円弱の興収だったので、その水準にはまったく届かない。塩田明彦監督以下主要スタッフは「黄泉がえり」と共通だが、現時点では「黄泉がえり」(興収30.7億円)の半分程度の興収が見込めよう。

2005年10月11日更新 駒井尚文

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