全米映画ランキング : 2005年4月22日~2005年4月24日

全米映画ランキング:2005年4月26日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2005年4月22日~2005年4月24日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

The Interpreter
「ザ・インタープリター」

Universal
(UIP)

2,758 1 22,822,455 22,822,455
2 1

The Amityville Horror

MGM

3,323 2 13,707,999 43,316,733
3 2

Sahara
「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」

Paramount
(ギャガ・ヒューマックス)

3,200 3 9,027,885 48,947,382
4

A Lot Like Love

Touchstone

2,502 1 7,576,593 7,576,593
5 21

Kung Fu Hustle
「カンフーハッスル」

Sony Pictures Classics
(ソニー・公開済)

2,503 3 6,749,572 7,483,773
6 3

Fever Pitch
「フィーバー・ピッチ」

Fox
(フォックス)

2,875 3 5,509,381 31,510,601
7 4

Sin City
「シン・シティ」

Dimension Films
(ギャガ・ヒューマックス)

2,343 4 3,726,675 67,263,575
8 5

Guess Who

Columbia Pictures

2,484 5 3,513,837 62,388,926
9 7

Robots
「ロボッツ」

Fox
(フォックス)

2,072 7 3,417,363 120,285,570
10

King's Ransom

New Line

1,508 1 2,137,685 2,137,685

「ザ・インタープリター」が首位。「カンフーハッスル」が5位に

ニコール・キッドマン、ショーン・ペン(いずれも主演)、シドニー・ポラック(監督)という3人のアカデミー賞受賞者によるサスペンス・スリラー「ザ・インタープリター」が首位となった。ニコール扮する国連通訳が、アフリカ某国の大統領暗殺計画を知ってしまったことから事件に巻き込まれ、ショーン・ペン扮するシークレット・サービスに協力するというストーリー。ニューヨークの国連ビル内が初めて劇場映画用に撮影されたことも話題。公開3日間で約2280万ドルという興収は、ニコール・キッドマン出演作では「バットマン・フォーエヴァー」(約5200万ドル)に次ぐ成績。2位の「アミティビル・ホラー」は今週も順調に稼ぎ、最終的な興収は7000万ドルを超える模様。4位に初登場したアシュトン・カッチャー、アマンダ・ピート主演のラブコメ「ア・ロット・ライク・ラブ」は興収約760万ドルからのスタート。監督は「カレンダー・ガールズ」のナイジェル・コール。そして、「カンフーハッスル」が拡大公開により21位から5位にジャンプアップ。目下のスクリーン数は2500強、最終的にいくら稼ぐのか楽しみである。また10位のアンソニー・アンダーソン主演の誘拐コメディ「キングズ・ランサム」は批評家からもメディアからも黙殺されており、日本の劇場公開はなさそうだ。

2005年4月26日更新 藤井竜太郎

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