全米映画ランキング : 2005年2月4日～2005年2月6日

サム・ライミ製作「ブギーマン」が首位。「ウェディング・デート」は2位

この日曜日はスーパーボウルが行われたため、全米ボックスオフィスは軒並み数字がダウン。そんな中、首位に立ったのが「呪怨」のリメイク版で大成功を収めたサム・ライミとソニーのゴースト・ハウス・ピクチャーズ製作の「ブギーマン」。オープニング3日間で約1900万ドルの興収を上げ、ここでもホラー作品の興行価値の高さを証明した。子供の頃に寝室で恐怖体験をし、トラウマを持った青年が再びその家を訪れたことで起こる新たな恐怖を描く。監督はシルベスター・スタローン主演「追撃者」のスティーブン・ケイ。2位はTVドラマ「ふたりは友達？ウィル＆グレイス」のデブラ・メッシングとダーモット・マルロニー主演のラブコメ「ウェディング・デート」。姉の結婚式に、見栄を張ってイケ面のボーイフレンドを連れて行った妹が巻き起こす騒動を描く。監督はマンディ・ムーア主演作「ラブ・スクール」のクレア・キルナー。4位の「ハイド・アンド・シーク」は2週目で興収3500万ドルに達した。最終的には5500万ドルくらいか？ 5位以下はオスカー候補3作がそれぞれランクイン。「サイドウェイ」は累計興収4666万ドルを超え、フォックス・サーチライトのスタジオ記録を更新した。

2005年2月8日更新　藤井竜太郎