全米映画ランキング : 2005年1月28日~2005年1月30日

全米映画ランキング:2005年2月1日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2005年1月28日~2005年1月30日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Hide and Seek
「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」

Fox
(フォックス)

3,005 1 21,959,233 21,959,233
2 1

Are We There Yet?

Sony

2,710 2 16,346,395 38,458,267
3 12

Million Dollar Baby
「ミリオンダラー・ベイビー」

Warner Bros.
(ムービーアイ/松竹)

2,010 7 12,265,482 21,579,631
4 3

Meet the Fockers
「ミート・ザ・フォッカーズ」

Universal/ Dreamworks
(アスミック)

3,006 6 8,026,165 258,372,305
5 2

Coach Carter
「コーチ・カーター」

Paramount
(UIP)

2,574 3 8,015,331 53,570,689
6 8

The Aviator
「アビエイター」

Miramax/Warner Bros.
(松竹/ヘラルド)

2,503 7 7,550,128 68,233,031
7 5

Racing Stripes
「レーシング・ストライプス」

Warner Bros.
(松竹/ギャガ・ヒューマックス)

3,185 3 6,538,292 35,063,608
8 11

Sideways
「サイドウェイ」

Fox Searchlight
(フォックス)

1,694 15 6,347,364 40,054,672
9 4

In Good Company

Universal

1,960 5 6,242,825 35,998,497
10 6

Assault on Precinct 13

Focus
(ヘラルド)

2,297 2 4,289,986 14,757,794

デ・ニーロ&ダコタ主演作が首位。オスカー候補作も急浮上

興収2億5000万ドルを超える大ヒット作「ミート・ザ・フォッカーズ」に続き、ロバート・デ・ニーロ主演作がまたも首位。ダコタ・ファニングと父娘を演じた「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」は、ニューヨーク・シティから田舎に引越した父娘が新居で奇妙な出来事に遭遇するサスペンス・スリラー。監督は「M:I-2」でヘリコプター操縦士を演じた俳優出身のジョン・ポルソン。3位に急浮上してきたのは、147館から2010館に拡大されたクリント・イーストウッド監督・主演作「ミリオンダラー・ベイビー」。今回のアカデミー賞では作品・監督・主演男優・主演女優・脚本と主要5部門(合計では7部門)でノミネートされている唯一の作品。ロサンゼルスの場末のボクシングジムに1人の女性が姿を現したことから始まるドラマだが、終盤、物語は思いもよらない方向に向かっていく。共演はヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン。そして6位の「アビエイター」は今回最多11部門のノミネートを受けて再びランクアップ。累計興収が7000万ドルに近づき、アカデミー賞の結果次第では1億ドルの目も出てきた。そして、8位の「サイドウェイ」(5部門ノミネート)は、公開15週目にしてようやくトップ10入り。およそ4500万ドルを稼いだ「フル・モンティ」(97)以来となる、フォックス・サーチライトの興収記録更新は間違いない。

2005年2月1日更新 藤井竜太郎

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