国内映画ランキング : 2005年1月15日~2005年1月16日

映画ランキング : 2005年1月18日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2005年1月15日~2005年1月16日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ハウルの動く城

配給:東宝

日比谷スカラ座1ほか東宝系 9
2

北の零年

配給:東映

丸の内TOEI1ほか東映系 1
3

東京タワー

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
4 3

ターミナル

配給:UIP

日劇1ほか東宝系 5
5 4

カンフーハッスル

配給:ソニー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 3
6

ネバーランド

配給:東芝エンタテインメント

日比谷映画ほか東宝系 1
7 2

Mr.インクレディブル

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 7
8 5

僕の彼女を紹介します

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 6
9 7

犬夜叉 紅蓮の蓬莱島

配給:東宝

日比谷スカラ座2ほか東宝系 4
10 6

エイリアンVS.プレデター

配給:フォックス

日劇3ほか東宝系 5

※ファーストラン時点

「北の零年」「東京タワー」が好スタート。「ネバーランド」は6位

「ハウル」以下続映作品が、軒並み前週比40%以上の大幅な興収ダウンとなった週末、邦画2作品が好スタートを切った。まず、東映の「北の零年」が2日間で動員21万人、興収2億5400万円という成績。これは吉永小百合主演の前作「千年の恋 ひかる源氏物語」比で159.3%、「鉄道員」比で112.6%という立派なもの。客層がかなり高いのが気になるところで、興収15~20億円ぐらいが着地点だと思われる。そして、黒木瞳主演の「東京タワー」は2日間で興収約1億8000万円の出足。最終的に10億円以上が見込めるという、最近の東宝作品では当たり前的好スタートとなった。もう1本、ジョニー・デップ主演の「ネバーランド」も初登場6位ながら上位との差はあまりなく、まずまずの出足といっていいだろう。ローカルがやや苦戦しそうだが、こちらも興収10億円付近が目標となる。さて、首位の「ハウル」は興収150億円を超えてきたが、さすがに疲れが見えてきた。来週は「オーシャンズ12」に9週守った首位の座を明け渡す可能性が高いようだ。また、今の勢いでは最終的に200億円に届かないと見るのが妥当なのだが、東宝がどこまで粘るか。そして「インクレディブル」も、ようやく50億円が近づいたというところ。まだ「ニモ」の半分に達していないのであった。

2005年1月18日更新 駒井尚文

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