全米映画ランキング : 2004年12月31日~2005年1月2日

全米映画ランキング:2005年1月4日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年12月31日~2005年1月2日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

Meet the Fockers
「ミート・ザ・フォッカーズ」

Universal/ Dreamworks
(アスミック)

3,524 2 41,741,785 162,461,370
2 2

Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events
「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」

Paramount/ Dreamworks
(アスミック)

3,623 3 14,587,219 94,616,745
3 4

The Aviator
「アビエイター」

Miramax/Warner Bros.
(松竹/ヘラルド)

1,796 3 11,364,664 31,541,390
4 3

Fat Albert

Fox

2,744 2 10,176,065 33,325,622
5 5

Ocean's Twelve
「オーシャンズ12」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,290 4 9,433,199 107,006,344
6 11

National Treasure
「ナショナル・トレジャー」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,282 7 6,768,112 154,522,305
7 8

Spanglish

Sony

2,489 3 6,183,965 31,001,588
8 6

The Polar Express
「ポーラー・エクスプレス」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,702 8 5,609,096 155,112,441
9 10

The Phantom of the Opera
「オペラ座の怪人」

Warner Bros.
(ギャガ・ヒューマックス)

622 2 4,762,233 16,178,431
10 7

Darkness
「ダークネス」

Miramax
(ギャガ・ヒューマックス・公開済)

1,718 2 4,615,762 16,626,820

「ミート・ザ・フォッカーズ」が2週連続V。「アビエイター」も奮闘

本年もよろしくお願いします。年をまたいでの全米ボックスオフィスは前週に引き続きデ・ニーロ&ベン・スティラーの「ミート・ザ・フォッカーズ」が首位。累計で早くも約1億6300万ドルを稼ぎ出し、前作「ミート・ザ・ペアレンツ」の累計興収に300万ドルと迫った。前回は花婿のベン・スティラーが花嫁の実家を訪問するという内容だったが、今回は嫁が夫の実家フォッカー家に家族総出で訪問する。フォッカー家の主にはダスティン・ホフマン、母親にはバーブラ・ストライザンドという豪華キャストに、監督はジェイ・ローチが続投。3位には拡大公開され着実に順位を上げている「アビエイター」。無冠の帝王マーティン・スコセッシ監督が「ギャング・オブ・ニューヨーク」に引き続いてレオナルド・ディカプリオを主演に据え、ハリウッドの伝説的人物ハワード・ヒューズの伝記に挑んだ超大作。共演はケイト・ブランシェット、ケイト・ベッキンセールでそれぞれがキャサリン・ヘップバーン、エバ・ガードナーといった往年の大女優を演ずる。2月27日のアカデミー賞授賞式まで息の長い興行が期待できそうだ。一方、「アカデミー賞最有力!」というTVスポットが現在大量オンエア中のジョエル・シュマッカー監督による映画版「オペラ座の怪人」は9位。批評家受けが悪く、不発のままフェイドアウトの予感。

2005年1月4日更新 藤井竜太郎

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