全米映画ランキング : 2004年3月19日~2004年3月21日

全米映画ランキング:2004年3月23日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2004年3月19日~2004年3月21日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Dawn of the Dead
「ドーン・オブ・ザ・デッド」

Universal
(東宝東和)

2,745 1 26,722,575 26,722,575
2 1

The Passion of The Christ
「パッション」

New Market
(ヘラルド)

3,250 4 19,414,377 295,507,244
3

Taking Lives
「テイキング・ライブス」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,705 1 11,485,465 11,485,465
4 3

Starsky & Hutch
「スタスキー&ハッチ」

Warner Bros.
(ブエナビスタ)

3,185 3 10,392,443 67,462,135
5 2

Secret Window
「シークレット・ウィンドウ」

Sony
(ソニー)

3,018 2 9,264,701 32,775,496
6 4

Hidalgo
「オーシャン・オブ・ファイヤー」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,929 3 8,415,810 48,418,806
7

Eternal Sunshine of the Spotless Mind
「エターナル・サンシャイン」

Focus
(ギャガ・ヒューマックス/松竹)

1,353 1 8,175,198 8,175,198
8 5

Agent Cody Banks 2: Destination London

MGM

2,973 2 6,030,302 17,323,515
9 6

50 First Dates
「50ファースト・デート」

Sony
(ソニー)

2,153 6 4,186,739 113,080,464
10 8

Confessions of a Teenage Drama Queen

Buena Vista

1,281 5 1,560,872 27,592,110

「ゾンビ」のリメイクが首位。ジム・キャリーは7位

「パッション」のV4を阻み、新たに全米ナンバーワンの座を手に入れたのは、ジョージ・A・ロメロ78年の傑作ホラー「ゾンビ」のリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」。クラシック・ホラーのリメイクは昨年の「テキサス・チャーンソー」が記憶に新しいが、興行成績も「テキサス~」の興収2810万ドル(約30億円)に対し、2670万ドルとほぼ同等。こんなに稼げるなら、リメイクホラー作品は今後も続々登場するかも。2位には、4週目でついに首位陥落の「パッション」。先週末までに2億9530万ドルを稼ぎ出しており、全米歴代でも18位。最終的には3億5000万ドルを超えそうだ。となると、「王の帰還」をも凌ぐ大ヒットということになるが……。そして3位には、アンジェリーナ・ジョリー、イーサン・ホーク、キーファー・サザーランド共演の犯罪スリラー「テイキング・ライブス」がランクイン。脇でもジーナ・ローランズ、オリビエ・マルティネス、チェッキー・カリヨと豪華なメンツの割には、やや物足りない成績なのは監督(D・J・カルーソー)のカリスマ不足? 7位にはジム・キャリー主演「エターナル・サンシャイン」が初登場。お互いに記憶を消したカップルが、再び出会うまでを描く奇妙なラブストーリー。共演にケイト・ウィンスレット、イライジャ・ウッドなど。監督ミシェル・ゴンドリー、脚本チャーリー・カウフマンは「ヒューマンネイチュア」に続き2度目の顔合わせ。

2004年3月23日更新 藤井竜太郎

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