国内映画ランキング : 2003年12月13日~2003年12月14日

映画ランキング : 2003年12月16日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年12月13日~2003年12月14日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ファインディング・ニモ

配給:ブエナビスタ

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 2
2 2

ラスト・サムライ

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2
3

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS/とっとこハム太郎

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
4 3

マトリックス・レボリューションズ

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 6
5 4

あたしンち

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 2
6 5

バッドボーイズ2バッド

配給:ソニー

日劇1ほか東宝系 3
7 6

木更津キャッツアイ/日本シリーズ

配給:アスミック

シネマライズほか 7
8 8

フォーン・ブース

配給:フォックス

日比谷スカラ座1ほか東宝系 4
9 9

阿修羅のごとく

配給:東宝

日劇3ほか東宝系 6
10 10

アンダーワールド

配給:ギャガ・ヒューマックス

日比谷映画ほか東宝系 3

※ファーストラン時点

「ニモ」が引き続き「ラスト・サムライ」をリード

「ファインディング・ニモ」の1週目、12月6日から12日までの興収は約16億3000万円、一方の「ラスト・サムライ」は15億9000万円となった。やはり「ニモ」はローカルでの成績で「ラスト・サムライ」にかなり勝っている。「ニモ」の2週目の週末は「モンスターズ・インク」の2週目の成績を上回っており、このまま行けば100億円突破は間違いないところだろう。一方の「ラスト・サムライ」も客層が若い層まで広がっており、同じワーナー映画の「マトリックス・レボリューションズ」を上回るのは確実。そして3位でデビューした「ゴジラ&ハム太郎」は、公開2日間で興収約1億8000万円、前年比でおよそ67%という渋い出足。東宝のラインナップ発表によれば、来年も「ゴジラ」は続投だ。ランキング外では、「ジョゼと虎と魚たち」が渋谷シネクイントの日計記録を更新(これまでの記録は「バッファロー'66」のもの)。また、「10ミニッツ・オールダー/人生のメビウス」や「イン・アメリカ」「精霊流し」といったアート系作品の健闘が目立つ。今年は、大作映画に女性向けの作品が少ないせいかも知れない。今週末20日は「ブルース・オールマイティ」「すべては愛のために」「コール」「最後の恋、初めての恋」など20本あまりが封切り。いよいよ正月映画がすべて出揃うことになる。

2003年12月16日更新 駒井尚文

過去のランキング