国内映画ランキング : 2003年11月15日~2003年11月16日

映画ランキング : 2003年11月18日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年11月15日~2003年11月16日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

マトリックス・レボリューションズ

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 2
2 10

木更津キャッツアイ/日本シリーズ

配給:アスミック

シネマライズほか 3
3 2

キル・ビル

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 4
4

シャンハイ・ナイト

配給:ブエナビスタ

渋谷東急ほか松竹・東急系 1
5 4

阿修羅のごとく

配給:東宝

日劇3ほか東宝系 2
6 3

g@me.

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 2
7 5

ティアーズ・オブ・ザ・サン

配給:ブエナビスタ

日劇1ほか東宝系 4
8

キューティ・ブロンド/ハッピーMAX

配給:フォックス

みゆき座ほか東宝系 1
9

ブルドッグ

配給:ギャガ・ヒューマックス/松竹

東劇ほか松竹・東急系 1
10 6

リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い

配給:フォックス

日比谷スカラ座1ほか東宝系 6

※ファーストラン時点

「レボリューションズ」V2。「木更津キャッツアイ」が2位浮上

東京国際女子マラソンでは、高橋尚子が後半失速してまさかの2位。「マトリックス・レボリューションズ」も大分失速しているが、さすがにこれを追い抜くほどのライバルはいなかった。「レボリューションズ」の動員数は、前週比で67%、「リローデッド」の2週目対比で61%という状態。全米ほどの激しい落ち込みは見られないが、やはり「リローデッド」公開時の勢いを再現できてはいない。ここで思い出されるのが、「2」「3」を半年で連続公開した「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ。1作目(85年12月公開)が配収36.5億円。2作目(89年12月)が55.3億円、3作目(90年7月)が47.5億円という成績の推移が、今回もある程度当てはまりそうな予感。そして、先週末から全国67館に拡大公開され、2位まで上がってきた「木更津キャッツアイ」。週末2日間の成績は、動員が約8万6000人、興収が約1億2000万円。これは、昨年「ピンポン」(興収15億円)が68館に拡大された時のおよそ180%に相当するそうだ。「キル・ビル」は僅差で3位だが、全国規模ではこちらが2位となるはず。4位の「シャンハイ・ナイト」は、昨今のジャッキー・チェンの興行価値からすれば、ある意味健闘といえる順位。リース・ウィザースプーンの「キューティ・ブロンド/ハッピーMAX」は初登場で8位だし、ビン・ディーゼルの「ブルドッグ」は9位である。このレベルの俳優の1枚看板では、日本は無理だ。

2003年11月18日更新 駒井尚文

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