国内映画ランキング : 2003年10月18日~2003年10月19日

映画ランキング : 2003年10月21日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年10月18日~2003年10月19日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

黄金の法/エル・カンターレの歴史観

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 2
2 2

リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い

配給:フォックス

日比谷スカラ座1ほか東宝系 2
3

フレディVSジェイソン

配給:ヘラルド

丸の内ピカデリー2ほか松竹系 1
4 3

S.W.A.T.

配給:ソニー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 4
5 5

インファナル・アフェア

配給:コムストック

渋谷東急ほか松竹・東急系 2
6 10

スパイキッズ3-D/ゲームオーバー

配給:アスミック

シネマミラノほか 2
7 4

陰陽師II

配給:東宝

日劇1ほか東宝系 3
8 6

座頭市

配給:松竹/オフィス北野

東劇ほか松竹・東急系 7
9 8

踊る大捜査線THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!

配給:東宝

日比谷映画ほか東宝系 14
10 7

トゥームレイダー2

配給:東宝東和

日劇2ほか東宝系 5

※ファーストラン時点

「フレディVSジェイソン」は3位止まり。「スパイキッズ」が続伸

まさか2週目も首位をキープしているとは思わなかった。「黄金の法」の上映劇場は、閑古鳥が鳴いているというワケではないが、見えない観客がたくさんいるという日本ならではの珍現象。ある意味、劇場にとっては「興行」と言うよりは「貸し館」で、それはそれで商売になってしまうわけだ。映画業界以外の人には、極めて不可解な事例である。本来ならば2週連続で1位になるはずだった「リーグ・オブ・レジェンド」は、すっかり割を食った格好。そして、寺や駅での試写会はじめ、ユニークなプロモーションを連打した「フレディVSジェイソン」が3位でデビュー。宣伝の勢いや全米でのパフォーマンスからすれば、もうちょっと上で飛び出したかったところだ。一方、予想外の好スタートを切った「スパイキッズ3D」は今週も好調。9大都市の動員は前週比でおよそ120%と伸びている。場所によっては3Dメガネが不足しており、急ピッチで増産中とのこと。そう言えば、先の「フレディVSジェイソン」で思い出したが、「13金」のパート3も劇場公開時(82年)は3Dだった。さあ、いよいよ今週末は「キル・ビル」が登場。また、日劇では「ティアーズ・オブ・ザ・サン」も始まる。来週は、このどちらかが首位に立っていることを信じたい。

2003年10月21日更新 駒井尚文

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