国内映画ランキング : 2003年5月24日~2003年5月25日

映画ランキング : 2003年5月27日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2003年5月24日~2003年5月25日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

8 Mile

配給:UIP

日比谷スカラ座1ほか東宝系 1
2 1

シカゴ

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内プラゼールほか松竹系 6
3

トゥー・ウィークス・ノーティス

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 1
4 3

X-MEN2

配給:フォックス

日劇1ほか東宝系 4
5 4

サラマンダー

配給:東宝東和

日劇3ほか東宝系 2
6 2

TAXi3

配給:アスミック

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 2
7 5

めぐりあう時間たち

配給:アスミック/松竹

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 2
8 6

名探偵コナン/迷宮の十字路

配給:東宝

ニュー東宝シネマほか東宝系 6
9

アバウト・シュミット

配給:ギャガ・ヒューマックス

みゆき座ほか東宝系 1
10

ハンテッド

配給:ヘラルド

渋谷東急ほか松竹・東急系 1

※ファーストラン時点

「8 Mile」が首位に成り上がり。「マトリロ」先々行も爆発!

白人ヒップホップ・スター、エミネム自身のサクセス・ストーリーを描き、全米で予想外の大ヒットを記録した「8 Mile」が、日本でも驚きの大ヒットを記録した。24日封切りとなった全国269館の週末2日間の成績は、動員でおよそ18万人、興収で2億6600万円という結果。これは、配給元のUIPの作品で比較すると「ボーン・アイデンティティ」(興収16億円)の102%という立派なもの。9大都市対ローカルの比率は4対6で、典型的な都市型の作品という感じだが、日本ではなかなかヒットしにくい音楽ものにあっては、大健闘と言って間違いない。さて、「シカゴ」はワンランクダウンを喫したが、前週比25%で相変わらず堅調。3位にはサンドラ・ブロックとヒュー・グラントの「トゥー・ウィークス・ノーティス」が初登場。夏に向けて刺激の強い作品が増えていくなか、この手のラブコメはちょっと迫力不足に見える。その他、9位には「アバウト・シュミット」、10位に「ハンテッド」がデビューした。そして、24日に行われた「マトリックス・リローデッド」の先々行オールナイトの数字が入ってきた。動員数25万8073人、興収4億1622万6300円という数字は、昨年の「スター・ウォーズ エピソード2」の先々行(動員:22万4732人、興収:3億5955万7300円)を、動員数、興収ともに破って「先々行」オールナイトの日本記録。しかし「先行」オールナイトを含めると、日本記録は依然「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(動員:31万7659人、興収:4億5004万6800円)ということになるのだが。

2003年5月27日更新 駒井尚文

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