全米映画ランキング : 2002年11月22日~2002年11月24日

全米映画ランキング:2002年11月26日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年11月22日~2002年11月24日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Die Another Day
「007/ダイ・アナザー・デイ」

MGM/UA
(フォックス)

3,314 1 47,000,000 47,000,000
2 1

Harry Potter and the Chamber of Secrets
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,682 2 42,370,000 148,502,000
3

Friday After Next

New Line

1,616 1 13,063,000 13,063,000
4 3

The Santa Clause 2
「サンタクロース・リターンズ!/クリスマス危機一髪」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

3,251 4 10,300,000 95,000,000
5 2

8 Mile
「8マイル」

Universal
(UIP)

2,585 3 8,724,000 97,683,000
6 4

The Ring
「ザ・リング」

Dreamworks
(アスミック)

2,628 6 7,600,000 110,900,000
7

The Emperor's Club

Universal

809 1 4,065,000 4,065,000
8 6

My Big Fat Greek Wedding

IFC Films

1,585 32 3,807,398 204,670,564
9 5

Half Past Dead
「ハーフ・パスト・デッド」

Sony/Screen
(ソニー)

2,113 2 3,300,000 12,676,000
10 9

Frida
「フリーダ」

Miramax
(アスミック)

794 5 2,400,000 12,100,000

007の新作が「ハリポタ」を蹴落として首位デビュー!

シリーズ20作目となる「007/ダイ・アナザー・デイ」が、全米ランキングの首位をもぎ取った。オープニング3日間の興収見積は4700万ドル(約56億円)を記録し、2年前の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」を1000万ドル以上上回って自己ベスト。しかも、まだ2週目の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」を蹴落としての首位奪取だから、これは価値ある全米ナンバーワンだ。その「ハリー・ポッター」は、興収が1週目から52%ダウンしたものの、2週目の週末の興収は4000万ドルオーバーと依然驚異的。次の週末で累計2億ドルに乗せてくる可能性が高い。3位の「Friday After Next」は、アイス・キューブ主演の“Fridayシリーズ”3作目。アメリカでは、しっかりマーケッタビリティを確立しているアイス・キューブだが、日本やヨーロッパではなかなか厳しいのはご存知のとおり。今週は初登場がもう1本。7位デビューの「The Emperor's Club」は、ケビン・クラインが教師役を演じる学園感動ドラマ。監督は「ソープディッシュ」のマイケル・ホフマン。そう言えば、累計興収がとうとう2億ドルを突破した「My Big Fat Greek Wedding」、ようやく日本の配給が決定した模様。

2002年11月26日更新 藤井竜太郎

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