全米映画ランキング : 2002年1月4日~2002年1月6日

全米映画ランキング:2002年1月8日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2002年1月4日~2002年1月6日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring
「ロード・オブ・ザ・リング」

New Line
(ヘラルド/松竹)

3,381 3 23,000,000 205,503,000
2 8

A Beautiful Mind
「ビューティフル・マインド」

Universal
(UIP)

1,853 3 17,029,000 38,242,000
3 2

Ocean's Eleven
「オーシャンズ11」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,770 5 11,765,000 152,680,000
4 3

Jimmy Neutron, Boy Genius
「ジミー・ニュートロン、ボーイ・ジーニアス」

Paramount
(UIP)

3,151 3 9,200,000 62,523,000
5 12

The Royal Tenenbaums
「ザ・ロイヤル・テネンバームズ」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

751 4 8,776,000 21,000,000
6 4

Ali
「アリ」

Sony
(松竹/ヘラルド)

2,446 3 7,600,471 50,061,000
7 6

Vanilla Sky
「バニラ・スカイ」

Paramount
(UIP)

2,842 4 7,400,000 81,355,000
8 7

Kate & Leopold
「ニューヨークの恋人」

Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)

2,467 3 6,700,000 31,000,000
9 5

Harry Potter and the Sorcerer's Stone
「ハリー・ポッターと賢者の石」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,681 8 6,100,000 300,574,000
10 9

Monsters, Inc.
「モンスターズ・インク」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

1,425 10 4,024,000 244,785,000

「ロード・オブ・ザ・リング」V3。「ビューティフル・マインド」が2位浮上!

全米の年末年始を制したのは、今やオスカー最右翼の「ロード・オブ・ザ・リング」。3週連続の首位となったが、3週経過した時点での累計興収は「ハリー・ポッター」比93%。しかも、週毎の落ちは「ハリー・ポッター」よりも遥かに少なく、2時間58分という上映時間も考えれば、「ハリー・ポッター」よりも高稼働であることは間違いない。この勢いがどこまで持続するか楽しみだ。そして、劇場数を大幅に増やし、8位から2位にジャンプアップしたのが「ビューティフル・マインド」だ。ラッセル・クロウが病に冒される天才数学者を演じるという、いかにもアカデミー受けしそうな難病ドラマ。監督はロン・ハワード。もう1本、12位から7ランク上げてきたのが、ジーン・ハックマン、アンジェリカ・ヒューストン、ベン・スティラー、グウィネス・パルトロウ、ルーク・ウィルソンという演技派が揃った「ザ・ロイヤル・テネンバームズ」。英才教育を受けた3人のきょうだいが、人生に失敗し、再びチャンスを得るために親元を訪ねる。その他の話題作では、「オーシャンズ11」が1億5000万ドル突破、また「ハリー・ポッター」は3億ドルを突破し、「シックス・センス」をかわして全米歴代10位まで上って来ている。

2002年1月8日更新 藤井竜太郎

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