全米映画ランキング : 2001年12月14日~2001年12月16日

全米映画ランキング:2001年12月18日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2001年12月14日~2001年12月16日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Vanilla Sky
「バニラ・スカイ」

Paramount
(UIP)

2,742 1 25,000,000 25,000,000
2 1

Ocean's Eleven
「オーシャンズ11」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,075 2 23,050,000 73,280,000
3

Not Another Teen Movie

Sony

2,365 1 13,100,000 13,100,000
4 2

Harry Potter and the Sorcerer's Stone
「ハリー・ポッターと賢者の石」

Warner Bros.
(ワーナー)

3,422 5 9,900,000 253,250,000
5 3

Behind Enemy Lines
「エネミー・ライン」

Fox
(フォックス)

2,791 3 5,485,000 38,883,348
6 4

Monsters, Inc.
「モンスターズ・インク」

Buena Vista
(ブエナビスタ)

2,682 7 5,026,000 218,861,255
7 5

Spy Game
「スパイ・ゲーム」

Universal
(東宝東和)

2,498 4 2,400,000 57,700,000
8 6

Black Knight
「ブラック・ナイト」

Fox
(フォックス)

1,909 4 2,010,000 29,721,734
9 7

Shallow Hal
「愛しのローズマリー」

Fox
(フォックス)

1,767 6 1,395,000 66,869,615
10 9

Amelie
「アメリ」

Miramax
(アルバトロス)

221 7 750,000 12,500,000

トム・クルーズ主演「バニラ・スカイ」が首位ゲット!

トム&ペネロペ共演の話題作「バニラ・スカイ」が初登場で見事に首位を奪取した。主演の2人とキャメロン・クロウ監督が(先頃日本にも訪れていたが)、本国でも精力的にキャンペーンをこなした成果もあるのだろう。トム・クルーズにとっては、これで主演作が8作品連続で初登場1位を記録したことになる。僅差で2位に甘んじたのは「オーシャンズ11」。興収は前週比で40%落ちたものの、まだまだ余力は十分。年内には興収1億ドル、最終的には1億5000万ドルをクリアしそうな勢いだ。3位に初登場してきたのは、ティーン向けのコメディ「Not Another Teen Movie」。「最終絶叫計画」クラスのバカ映画につき、日本での劇場公開は微妙なところ。そして4位には、5週目を迎えた「ハリー・ポッター」が粘っている。興収は2億5000万ドルを超えたが、封切り当初の予測よりはかなりスローダウン。残り2週間のうちに、「シュレック」を抜いて本年度の1等賞に輝けるかどうか、少し微妙になってきた。さて、いよいよ今週水曜日(19日)には「ロード・オブ・ザ・リング」が公開となる。ロンドンでのプレミア後、各国マスコミが激賞する中、どんなオープニング記録が飛び出すか?

2001年12月18日更新 藤井竜太郎

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