全米映画ランキング : 2001年10月19日~2001年10月21日

全米映画ランキング:2001年10月23日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2001年10月19日~2001年10月21日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

From Hell
「フロム・ヘル」

Fox
(フォックス)

2,305 1 11,325,000 11,325,000
2

Riding in Cars With Boys
「ライディング・イン・カーズ・ウィズ・ボーイズ」

Sony
(ソニー)

2,770 1 10,800,000 10,800,000
3 1

Training Day
「トレーニングデイ」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,603 3 9,500,000 57,458,000
4 2

Bandits
「バンディッツ」

MGM/UA
(フォックス)

3,207 2 8,425,000 25,000,000
5

The Last Castle

Dreamworks

2,262 1 7,100,000 7,100,000
6 4

Serendipity
「セレンディピティ」

Miramax
(アミューズ)

2,610 3 5,800,000 34,800,000
7 3

Corky Romano

Buena Vista

2,094 2 5,300,000 16,100,000
8 5

Don't Say a Word
「サウンド・オブ・サイレンス」

Fox
(フォックス)

2,261 4 4,400,000 48,069,000
9 7

Zoolander
「ズーランダー」

Paramount
(UIP)

2,285 4 3,300,000 40,183,000
10 6

Iron Monkey
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー」

Miramax
(公開済)

1,235 2 3,200,000 10,750,000

ジョニー・デップの“切り裂きジャック”映画が1位に!

今週、初登場で1位を獲得したのは、19世紀のロンドンを恐怖のどん底に陥れた、切り裂きジャックをテーマにした作品「フロム・ヘル」。この、歴史的な凶悪犯を追う捜査官にジョニー・デップが扮し、ヘザー・グラハムが被害者役で登場。監督は「ポケットいっぱいの涙」などのヒューズ兄弟。意外にも、ジョニー・デップにとっては初の全米ナンバー・ワン作品。そして僅差ながら2位に甘んじたのは、ドリュー・バリモア主演の、実話に基づくサクセス・ストーリー「Riding in Cars With Boys」。15歳でシングル・マザーになり、その後ライターとして成功した女性の物語。監督は「プリティ・リーグ」のペニー・マーシャル。3、4位には前週の1、2位作品がランクダウンしているが、いずれの作品も興収の落ちはそれほどひどくない。なお、「バンディッツ」は日本では、「ギャング・オブ・ニューヨーク」に代わる正月映画として急遽公開される模様。そして、5位に初登場の「The Last Castle」は、ロバート・レッドフォード主演の監獄もの。レッドフォード作品にしては、だいぶ凡庸な成績。

2001年10月23日更新 藤井竜太郎

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