全米映画ランキング : 2001年9月14日~2001年9月16日
全米映画ランキング:2001年9月18日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2001年9月14日~2001年9月16日
(金額・順位は確定後のもの)
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | スクリーン数 | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | Hardball | 2,137 | 1 | 10,100,000 | 10,100,000 | |
2 | 初 | The Glass House | 1,591 | 1 | 6,100,000 | 6,100,000 | |
3 | 1 | The Musketeer | 2,476 | 2 | 5,300,000 | 17,600,000 | |
4 | 5 | The Others | 2,843 | 6 | 4,800,000 | 73,600,000 | |
5 | 2 | Two Can Play That GameSony | 1,297 | 2 | 4,700,000 | 13,900,000 | |
6 | 6 | Rush Hour 2 | 2,266 | 7 | 4,350,000 | 211,407,000 | |
7 | 3 | Jeepers Creepers | 2,847 | 3 | 3,851,000 | 29,673,000 | |
8 | 8 | Rat Race | 2,495 | 5 | 3,625,000 | 47,762,000 | |
9 | 7 | American Pie 2Universal | 2,339 | 6 | 3,600,000 | 135,900,000 | |
10 | 4 | Rock Star | 2,525 | 2 | 3,525,000 | 11,182,000 |
キアヌ・リーブス最新作が首位。テロの影響は深刻
全米を直撃した歴史的な大惨事の後とあって、さすがに全米ボックスオフィスも元気がない。この週末の全体の興収は、昨年同時期の43%というレベル。だが、この重苦しい雰囲気の中では気晴らしも必要だったと見え、初登場で1位になったキアヌ・リーブス主演作「ハードボール(原)」は、週末3日間で1000万ドルを超える興収を記録した。これは、もともと1200~1500万ドル程度の成績と予想されていたもので、事件の影響を考えると立派な成績と言える。ギャンブルの借金を負った男が、支払い猶予の条件としてリトル・リーグの監督を引き受けたところ、それがきっかけで人生の再出発をするというハート・ウォーミングなストーリー。また、2位に初登場した「ザ・グラスハウス(原)」は、リーリー・ソビエスキーとダイアン・レインが主演のサスペンス・ホラー。10代で両親をなくした少女が、邪悪な保護者からの虐待と戦うお話。さて、テロの影響で様々な影響が出ているが、今週末公開予定だった「ビッグ・トラブル」と「トレーニング・デイ」が公開延期。残ったのはマライア・キャリーの「グリッター」だが、これもいわく付き。
2001年9月18日更新 藤井竜太郎