国内映画ランキング : 2001年9月8日~2001年9月9日

映画ランキング : 2001年9月11日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2001年9月8日~2001年9月9日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

千と千尋の神隠し

配給:東宝

日比谷スカラ座ほか東宝系 8
2 2

ジュラシック・パークIII

配給:UIP

日本劇場ほか東宝系 6
3 4

大河の一滴

配給:東宝

日劇東宝ほか東宝系 2
4 3

PLANET OF THE APES/猿の惑星

配給:フォックス

日劇プラザほか東宝系 7
5 6

COWBOY BEBOP/天国の扉

配給:ソニー

渋谷東急3ほか松竹・東急系 2
6 5

ドリヴン

配給:松竹/ヘラルド

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 4
7 7

キス・オブ・ザ・ドラゴン

配給:K2/日本ビクター

日比谷映画ほか東宝系 3
8 9

パール・ハーバー

配給:ブエナビスタ

渋谷東急ほか松竹・東急系 9
9 8

A.I.

配給:ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系 11
10 10

釣りバカ日誌12/史上最大の有給休暇

配給:松竹

丸の内プラゼールほか松竹系 4

※ファーストラン時点

「千と千尋」、動員数で「もののけ姫」を破る!

「千と千尋」が、「もののけ姫」の持つ動員記録(1420万人)をとうとう抜いて、日本映画としては歴代最高記録を更新した。興収でも「もののけ姫」の193億円にもうすぐ届く予定で、相変わらずの快進撃が続いている。配給元の東宝は、2002年2月期の独業績予想を上方修正。経常利益が過去最高の131億円になると発表し、“千尋効果”はついに経済欄にまで飛び火をはじめた。この「千と千尋」、日本国内でもっとも稼いでいる劇場は、大阪の梅田スカラ座だが、2番目が川崎チネチッタとなっている(興行通信の日計データによる)あたりが、同作がファミリーまできっちり浸透している所以か。そして、なかなか数字は伝わってこないのだが、各地のシネコンも凄い動員数を記録しているという評判だ。さて、映画界にもようやく秋の声が聞こえてきた。この週末からは、「ファイナルファンタジー」「ブロウ」などが満を持して公開。翌週末22日には「ラッシュアワー2」「コレリ大尉のマンドリン」「YAMAKASI」などが相次いで公開される。

2001年9月11日更新 駒井尚文

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