全米映画ランキング : 2001年3月30日~2001年4月1日
全米映画ランキング:2001年4月3日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2001年3月30日~2001年4月1日
 (金額・順位は確定後のもの)
|   順位  |    先週  |    タイトル「邦題」/配給(日本配給)  |    スクリーン数  |    上映週  |    週末の興収  |    累計興収  |  |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 初 |     |    Spy Kids  |  3,104 | 1 | 27,000,000 | 27,000,000 | 
| 2 | 初 |     |    Someone Like You  |  2,345 | 1 | 10,332,000 | 10,332,000 | 
| 3 | 1 |     |   HeartbreakersMGM/UA  |  2,751 | 2 | 8,200,000 | 23,500,000 | 
| 4 | 初 |     |   TomcatsSony  |  2,617 | 1 | 6,500,000 | 6,500,000 | 
| 5 | 2 |     |    The Brothers  |  1,378 | 2 | 5,800,000 | 18,300,000 | 
| 6 | 4 |     |    Enemy at the Gates  |  1,706 | 3 | 5,325,000 | 34,168,000 | 
| 7 | 3 |     |    Exit Wounds  |  2,610 | 3 | 5,245,000 | 41,092,000 | 
| 8 | 6 |     |    Crouching Tiger, Hidden Dragon  |  1,906 | 17 | 5,020,016 | 113,729,020 | 
| 9 | 7 |     |    Traffic  |  1,673 | 14 | 4,211,424 | 113,852,900 | 
| 10 | 5 |     |    The Mexican  |  2,047 | 5 | 2,600,000 | 52,200,000 | 
バンデラス最新作「スパイキッズ」が初登場で見事首位!
かつて世界を股に活躍したスパイ夫婦が誘拐され、悪の手におちる。彼らを救出するために立ち上がったのは、その2人の子供たちだった……。ファミリー向けのアクション・コメディ「スパイキッズ」が初登場で首位を獲得。監督はロバート・ロドリゲス、主演はアントニオ・バンデラスという「デスペラード」コンビ(というか、ラテン系コンビ)。ジョージ・クルーニーも顔を出している。同じく初登場で2位に着けたのは、アシュレイ・ジャッド主演の「恋する遺伝子」。「X-メン」のヒュー・ジャックマンやマリッサ・トメイなど。元々は99年の全米ベストセラー「グドール博士の恋愛方程式」(角川書店・刊)という小説の映画化である。前週首位の「Heartbreakers」は2ランクダウン。そして4位にはこれまた初登場の「Tomcats」がランクイン。同作は、かつて20世紀フォックスやディズニーで活躍したプロデューサー、ジョー・ロスが設立した映画製作・配給会社、レボリューション・スタジオの第1作目にあたる。が、必ずしも幸先の良いスタートとは言えない成績だ。先週、見事4個ずつのオスカーを受賞した8位の「グリーン・デスティニー」と9位の「トラフィック」は、順位こそ下がっているものの、興収は増えている。オスカーの効果は分かりやすい。
2001年4月3日更新 藤井竜太郎