全米映画ランキング : 2001年3月23日~2001年3月25日

全米映画ランキング:2001年3月27日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2001年3月23日~2001年3月25日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Heartbreakers

MGM/UA

2,750 1 12,300,000 12,300,000
2

The Brothers
「ザ・ブラザーズ」

Sony
(ソニー)

1,378 1 10,700,000 10,700,000
3 1

Exit Wounds
「DENGEKI/電撃」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,830 2 9,225,000 32,646,000
4 2

Enemy at the Gates
「スターリングラード」

Paramount
(ヘラルド)

1,677 2 8,400,000 26,196,000
5 6

Crouching Tiger, Hidden Dragon
「グリーン・デスティニー」

Sony Pictures Classics
(ソニー)

2,027 16 4,652,357 106,292,723
6 3

The Mexican
「ザ・メキシカン」

Dreamworks
(ギャガ/ヒューマックス)

3,043 4 4,300,000 57,700,000
7 10

Traffic
「トラフィック」

USA Films
(ヘラルド)

1,684 13 3,907,000 107,640,000
8 4

See Spot Run

Warner Bros.

2,605 4 3,340,000 29,223,000
9 9

Chocolat
「ショコラ」

Miramax
(アスミック)

1,781 15 3,300,000 60,600,000
10

Say It Isn't So

Fox

1,973 1 3,100,000 3,100,000

シガニー・ウィーバー&J・ラブ・ヒューイット主演作が首位!

シガニー・ウィーバーとジェニファー・ラブ・ヒューイットが母娘で詐欺を働くコメディ、「Heartbreakers」がクリーンヒット。初登場で見事首位に輝いた。シガニーは、89年の「ゴーストバスターズ2」以来、久々の全米ナンバーワン主演作となった。ふたりの詐欺の手口は、まず母親が金持ちの男に近づいて結婚し、その後娘がこの男を誘惑して離婚に持ち込み、慰謝料をいただくというもの。監督は「ロミーとミッシェルの場合」のデビッド・マーキン。続いて2位には、4人の黒人青年たちの友情を描いたドラマ「The Brothers」が初登場。1位の半数足らずのスクリーン数ながら、興収では肉薄している。そして、前週1位だった「Exit Wounds」が3位にダウン。この作品、邦題が「DENGEKI/電撃」に決まったとのこと。「沈黙シリーズ」はもう打ち止めらしい。いよいよオスカー発表間近となったせいか、「グリーン・デスティニー」と「トラフィック」は順位を上げてきた。それぞれ4部門での受賞となったので、来週また上がる可能性もある。それから、10位に滑り込んだのは、ファレリー兄弟が製作・監督を兼ねた「Say It Isn't So」。前作「ふたりの男とひとりの女」に続いて成績は惨たんたるもの。

2001年3月27日更新 藤井竜太郎

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