全米映画ランキング : 2001年3月9日~2001年3月11日

全米映画ランキング:2001年3月13日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2001年3月9日~2001年3月11日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

The Mexican
「ザ・メキシカン」

Dreamworks
(ギャガ/ヒューマックス)

2,959 2 12,133,000 38,300,000
2

15 Minutes
「15ミニッツ」

New Line
(ヘラルド)

2,337 1 10,475,000 10,475,000
3 3

See Spot Run

Warner Bros.

2,656 2 6,605,000 17,971,000
4 2

Hannibal
「ハンニバル」

MGM/UA
(ギャガ/ヒューマックス)

2,947 5 5,700,000 151,000,000
5 4

Down to Earth

Paramount

2,521 4 5,500,000 51,003,000
6

Get Over It

Miramax

1,742 1 4,400,000 4,400,000
7 5

Crouching Tiger, Hidden Dragon
「グリーン・デスティニー」

Sony Pictures Classics
(ソニー)

1,756 14 4,303,010 94,559,038
8 6

Traffic
「トラフィック」

USA Films
(ヘラルド)

1,678 11 3,866,093 97,471,233
9 7

Chocolat
「ショコラ」

Miramax
(アスミック)

1,928 13 3,800,000 51,000,000
10 8

Recess: School's Out

Buena Vista

2,339 4 2,200,000 30,500,000

「ザ・メキシカン」がV2! デ・ニーロの新作が2位デビュー

ブラッド・ピットとジュリア・ロバーツという、2大スター夢の共演が実現した「ザ・メキシカン」が首位をキープ。前週比で60%の稼働率。初登場でこれに続いたのが、ロバート・デ・ニーロ主演最新作「15ミニッツ」。彼の役どころは、ニューヨーク市警殺人課の刑事。エドワード・バーンズ扮する消防局の捜査官とともに凶悪犯の2人組を追いつめる、クライム・サスペンス。監督は「トゥー・デイズ」のジョン・ハーツフェルド。3位「See Spot Run」は前週と変わらず。4位の「ハンニバル」は累計興収1億5000万ドルをクリア。6位に初登場は、「ヴァージン・スーサイズ」のキルステン・ダンスト主演のハイスクール・コメディ「Get Over It」。ガールフレンドにフラれた男が、親友の妹に恋する話。7、8、9位には、オスカー候補3兄弟が今週も仲良く身を寄せ合っている。今年の春の全米マーケットは、これ以降のラインナップが今ひとつ迫力に欠ける。目の覚めるようなブレイクぶりが期待できる作品は、しばらく現れないような雰囲気だ。

2001年3月13日更新 藤井竜太郎

過去のランキング