全米映画ランキング : 2001年2月9日~2001年2月11日

全米映画ランキング:2001年2月13日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2001年2月9日~2001年2月11日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Hannibal
「ハンニバル」

MGM/UA
(ギャガ/ヒューマックス)

3,230 1 58,003,121 58,003,121
2 1

The Wedding Planner
「ウェディング・プランナー」

Sony
(ヘラルド)

2,726 3 7,704,284 37,918,568
3

Saving Silverman

Sony

2,467 1 7,411,852 7,411,852
4 5

Crouching Tiger, Hidden Dragon
「グリーン・デスティニー」

Sony Pictures Classics
(ソニー)

1,204 10 5,404,223 60,335,388
5 3

Cast Away
「キャスト・アウェイ」

Fox
(UIP)

2,347 8 5,157,519 209,798,303
6 4

Save the Last Dance

Paramount

2,506 5 4,815,748 74,515,420
7 6

Traffic
「トラフィック」

USA Films
(ヘラルド)

1,740 7 4,432,404 70,891,867
8 2

Valentine

Warner Bros.

2,310 2 3,826,454 15,854,156
9 11

O Brother, Where Art Thou?
「オー・ブラザー!」

Buena Vista
(ギャガ/ヒューマックス)

835 8 3,095,782 21,086,088
10 10

Chocolat
「ショコラ」

Miramax
(アスミック)

1,148 9 3,071,948 26,580,585

「ハンニバル」、怒涛のナンバー・ワン!

「ハンニバル」が予想以上の大ブレイク。オープニング週末3日間の興収は5800万ドル(約66億円)に達し、これは「ワールド・イズ・ノット・イナフ」の記録を抜いて、これまでのMGM作品史上最高。また、昨年の「スクリーム3」の記録を破って、2月公開作品の中でも過去最高。そして「最終絶叫計画」の記録をしのぎ、レイティングが「R」の映画の中で過去最高。さらに「グラディエーター」を上まわり、リドリー・スコット監督にとっても過去最高。そして何とこのオープニングは、「ロスト・ワールド」「スター・ウォーズ エピソード1」に次いで、全米歴代3位というから本当に凄まじい。もちろん、昨年夏の「M:I-2」の出足を上回っている。内容に関するアメリカの観客の反応は複雑だが、とにかく今、もっとも観なければならない作品であることは間違いない。その他では、3位に「アメリカン・パイ」のジェイソン・ビッグス主演のラブコメ「Saving Silverman」がひっそりランクインし、コーエン兄弟の「オー・ブラザー!」が9位に上って来ている。なお、4位まで来た「グリーン・デスティニー」は外国語映画史上過去最高記録をマーク。

2001年2月13日更新 藤井竜太郎

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