全米映画ランキング : 2000年11月17日~2000年11月19日

全米映画ランキング:2000年11月21日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2000年11月17日~2000年11月19日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Dr. Seuss' How The Grinch Stole Christmas
「グリンチ」

Universal
(UIP)

3,127 1 55,100,000 55,100,000
2

Rugrats In Paris: The Movie

Paramount

2,934 1 23,000,000 23,000,000
3 1

Charlie's Angels
「チャーリーズ・エンジェル」

Sony
(ソニー)

3,037 3 13,700,000 93,600,000
4

The 6th Day
「シックス・デイ」

Sony
(東宝東和)

2,518 1 13,200,000 13,200,000
5

Bounce
「バウンス」

Miramax
(アスミック)

1,918 1 11,500,000 11,500,000
6 3

Men of Honor
「ザ・ダイバー」

Fox
(フォックス)

2,119 2 8,000,000 25,000,000
7 2

Little Nicky
「リトル・ニッキー」

New Line
(ギャガ/ヒューマックス)

2,910 2 7,700,000 26,500,000
8 4

Meet the Parents
「ミート・ザ・ペアレンツ」

Universal
(UIP)

2,412 7 6,400,000 138,600,000
9 6

The Legend of Bagger Vance
「バガー・ヴァンスの伝説」

Dreamworks
(フォックス)

2,109 3 2,900,000 25,300,000
10 5

Red Planet
「レッド・プラネット」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,703 2 2,700,000 13,400,000

「グリンチ」が記録的な成績で首位デビュー!

今週の全米ランキングは、トップ5に新作4本がデビューするという大賑わい。そんな中で、圧倒的な強さで首位を獲得したのが「グリンチ」。週末3日間の興収 (予測) は、なんと歴代5位の5510万ドル (約60億円)。しかも4位までは「ロスト・ワールド」「スター・ウォーズ エピソード1」「M:I-2」「トイ・ストーリー2」という順なので、続編を除くと歴代1位ということになる。もちろんこれは、ジム・キャリーにとっても監督のロン・ハワードにとっても自己ベスト更新となった。2位には「Rugrats In Paris: The Movie」。日本ではヒットしなかった「ラグラッツ・ムービー」の続編だが、全米の人気は根強い。3位の「チャーリーズ・エンジェル」は興収1億ドルまでもう1歩。早くも続編製作の噂が。そして4位に初登場は、シュワちゃんが2人いる「シックス・デイ」。ここ10年のシュワちゃん主演アクション作の中では、最も悪い出足を記録。5位の「バウンス」は、ベン・アフレックとグウィネス・パルトロウ主演のロマンチック・コメディ。ファミリー向け作品、アクション大作が並んだ隙間で、女性客をきっちり動員している。

2000年11月21日更新 藤井竜太郎

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