全米映画ランキング : 2000年11月10日~2000年11月12日
全米映画ランキング:2000年11月14日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2000年11月10日~2000年11月12日
(金額・順位は確定後のもの)
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | スクリーン数 | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 1 | Charlie's Angels | 3,037 | 2 | 25,000,000 | 75,400,000 | |
2 | 初 | Little Nicky | 2,910 | 1 | 18,100,000 | 18,600,000 | |
3 | 初 | Men of Honor | 2,092 | 1 | 14,127,000 | 14,127,000 | |
4 | 2 | Meet the Parents | 2,697 | 6 | 10,600,000 | 130,300,000 | |
5 | 初 | Red Planet | 2,703 | 1 | 9,010,000 | 9,010,000 | |
6 | 3 | The Legend of Bagger Vance | 2,162 | 2 | 6,600,000 | 21,200,000 | |
7 | 4 | Remember the Titans | 2,641 | 7 | 5,500,000 | 104,100,000 | |
8 | 7 | Pay It Forward | 2,005 | 4 | 3,075,000 | 29,400,000 | |
9 | 13 | Billy Elliot | 494 | 5 | 2,800,000 | 6,000,000 | |
10 | 6 | Bedazzled | 2,137 | 4 | 2,502,200 | 34,618,000 |
フロリダ州は、「チャーリーズ・エンジェル」が勝利!
混乱の続く大統領選を尻目に、全米ボックスオフィスは今週も「チャーリーズ・エンジェル」のドリュー・バリモア候補が圧勝。対立候補の中ではかなり手強いと見られていた、アダム・サンドラー候補の「Little Nicky」は、中心となるティーンエイジャー支持者の票が思うように伸びず、大差で敗れた格好。彼の主演作が初登場で首位を滑ったのは、実に久々。そして3着には、このところ元気なロバート・デ・ニーロ候補の「ザ・ダイバー」が食い込んだ。人種差別と戦い、体の障害を克服する海軍の黒人ダイバーの物語。民主党員の支持を集めて大健闘。一方、5着には大苦戦のバル・キルマー候補「レッド・プラネット」。宇宙開発の予算が削減傾向にある今日、「火星へ移住」のスローガンでは民衆の反発を買うこと必至か。さて、これ以外では「タイタンズを忘れない」のデンゼル・ワシントン候補が、自己最高の得票を獲得。累計興収1億400万ドルは、93年の「ペリカン文書」の記録 (1億80万ドル) を上回る結果となっている。また、前週比4ポイントアップの「リトル・ダンサー」は英国出身ジェイミー・ベル候補の作品。じわじわと票を伸ばし、5週目にしてトップ10入りを果たした。今後の展開が楽しみ。
2000年11月14日更新 藤井竜太郎