国内映画ランキング : 2000年9月2日~2000年9月3日
映画ランキング : 2000年9月5日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2000年9月2日~2000年9月3日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 1 | ホワイトアウト配給:東宝 | 日劇東宝ほか東宝系 | 3 | |
2 | 初 | 最終絶叫計画配給:ヘラルド | 渋谷東急3ほか | 1 | |
3 | 2 | M:I-2配給:UIP | 日劇ほか東宝系 | 9 | |
4 | 3 | パーフェクト・ストーム配給:ワーナー | 丸の内ルーブルほか松竹・東急系 | 6 | |
5 | 4 | TAXi2配給:ヘラルド | 丸の内ピカデリー2ほか松竹系 | 4 | |
6 | 5 | リプリー配給:松竹 | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 5 | |
7 | 初 | ワンダー・ボーイズ配給:東宝東和 | みゆき座ほか東宝系 | 1 | |
8 | 6 | 英雄の条件配給:ギャガ/ヒューマックス | 渋谷東急ほか松竹・東急系 | 4 | |
9 | 8 | 未来日記配給:松竹 | 渋谷シネパレスほか | 2 | |
10 | 7 | スチュアート・リトル配給:ソニー | 日比谷映画ほか | 8 |
※ファーストラン時点
「ホワイトアウト」V3! 「最終絶叫計画」は2位デビュー。
「ホワイトアウト」が今週も首位をキープ。首都圏では平日、日中の稼働率も高く、極めて安定した興行。日本映画が3週連続で1位に居座るのは、98年の「踊る大捜査線」の5週連続以来。そして、2位に飛び込んできたのは、全米でビッグヒットを記録したパロディ・ホラー「最終絶叫計画」。作品の評価については「最低」との声もちらほら聞かれるが、中高生を巧みに動員し「ホワイトアウト」と僅差の2位。大健闘ではあるが、オトナの客が少ないこの手の作品は、2週目以降の落ち方が気にかかるところだ。そして初登場で7位に食い込んだのが、 マイケル・ダグラス、トビー・マグワイアらが出演の「ワンダー・ボーイズ」。 逆にこちらは、映画評は軒並み好評だが成績はもう一歩。「いい映画」を当てるのは本当に難しいもの。そう言えば、全米での興収も1800万ドル (約19億円) 程度だった。さて、今週末には「60セカンズ」「U-571」と、骨太なアクション映画が激突。「ホワイトアウト」と三つ巴の戦いとなるはずだが?
2000年9月5日更新 駒井尚文