国内映画ランキング : 2000年1月8日~2000年1月9日
映画ランキング : 2000年1月11日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2000年1月8日~2000年1月9日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 2 | ブレア・ウィッチ・プロジェクト配給:アスミック/クロックワークス/松竹 | 渋谷東急ほか松竹・東急系 | 3 | |
2 | 1 | エンド・オブ・デイズ配給:ギャガ・ヒューマックス/東宝東和 | 日劇ほか東宝系 | 3 | |
3 | 3 | ターザン配給:ブエナビスタ | 日劇プラザほか東宝系 | 4 | |
4 | 5 | 海の上のピアニスト配給:アスミック | 丸の内ピカデリー1ほか松竹系 | 4 | |
5 | 4 | ファイト・クラブ配給:フォックス | 日比谷映画ほか東宝系 | 5 | |
6 | 7 | ジャンヌ・ダルク配給:ソニー | 丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 | 5 | |
7 | 8 | シックス・センス配給:東宝東和 | シャンテ・シネほか東宝系 | 11 | |
8 | 6 | 御法度配給:松竹 | 丸の内プラゼールほか松竹系 | 4 | |
9 | 11 | ファンタジア2000配給:ブエナビスタ | 東京アイマックス・シアターほか | 2 | |
10 | 10 | ゴジラ2000 ミレニアム配給:東宝 | 日劇東宝ほか東宝系 | 5 |
※ファーストラン時点
「まさか」というか、「そんなバカな」とでもいうべき「ブレア・ウィッチ」の首位強奪劇。全国9大都市の興収トータルでは「エンド・オブ・デイズ」や「ターザン」が上回るものの、都内3館の動員数で比較するとご覧のような結果になるのである。いずれにせよ、ここまでの大ヒットは誰も予想できなかったわけで、配給会社はじめ劇場関係の皆さまは笑いが止まらないはず。従って、殊勲賞を差し上げる。となると敢闘賞は「海の上のピアニスト」あたりか。ハリウッドの大作が軒並み不振をかこつ中、イタリア映画としては(正確には伊・米合作。台詞は英語)なかなかのスマッシュ・ヒットを決めている。さて、最後に技能賞。これは、正月の休み中に子供たちを大量動員した「ターザン」と「ファンタジア2000」が話題のディズニーに差し上げたい。特に「ファンタジア」は全米でもIMAX史上最大のヒット。日本でも大健闘だ。
2000年1月11日更新 駒井尚文