梶原龍児 : ウィキペディア(Wikipedia)
梶原 龍児(かじわら りゅうじ、1976年12月9日 - )は、日本の元男性キックボクサー、プロボクサー、ミュージシャン。東京都出身。第2代WFCAタイボクシング世界ライト級王者。初代Krush -63kg王者。
本名(およびプロボクサー時代のリングネーム)の梶原 隆治(読みは同じ)名義で音楽活動を行っている。キックボクサー梶原洋樹は双子の兄。
来歴
1994年、駿台学園高等学校でボクシング東京都代表としてわかしゃち国体出場。高校卒業後は白井・具志堅スポーツジムに所属し、プロデビュー。赤井英和主演の映画『どついたるねん』に憧れ、芸能界デビューするために格闘家として有名になることが目標であった。
プロボクシング戦績14勝5敗3分でボクシングを引退してキックボクシングに転向。
2003年、チームドラゴンに所属。
2005年5月3日、第16回全日本新空手道選手権大会 K-2トーナメント軽中量級で優勝を果たした。
2005年6月12日、J-NETWORKライト級新人王決定トーナメントで優勝を果たした。
2006年5月17日、J-NETWORKライト級王者決定戦で小宮由紀博と対戦し、判定勝ち。J-NETWORKライト級王座を獲得した。
2007年4月15日、全日本キックボクシング連盟に初参戦。石川直生と対戦し、引き分け。
2007年6月3日、J-NETWORK「TEAM DRAGON QUEST 1」で西山誠人とWFCAタイボクシング世界ライト級タイトルマッチで対戦し、判定勝ち。第2代WFCAタイボクシング世界ライト級王者になった。
2007年6月、WFCA世界ライト級王座を獲得したことを理由にJ-NETWORKライト級王座を返上。
2007年8月25日、全日本キックボクシング連盟で開催されたKick Returnトーナメント1回戦で前田尚紀と対戦。ダウンを奪い合う激闘となったが、5ラウンドに左ミドルキックでKO負け。
2007年11月、プロデュースした格闘技フィットネスジム「Ret's Fitness GYM」を東京都杉並区にオープン。
2007年12月22日、チームドラゴン主催興行「燃えろドラゴン!その壱」でライブパフォーマンスを披露した。
2008年2月24日、K-1初参戦となったK-1 ASIA MAX 2008 IN SEOULで元WBC世界フェザー級王者チ・インジンと対戦し、判定負け。
2008年3月3日、初のワンマンライブ「Stand up and push on!」をShibuya eggmanで開催した。
2008年10月1日、K-1 WORLD MAX 2008 FINALで大月晴明と対戦し、判定負け。この試合は当初、梶原の持つWFCAタイボクシング世界ライト級王座と大月の持つWPKCムエタイ世界ライト級王座をかけた世界王座統一戦として進められていたが、WPKC側が肘打ち有りでなければ認められないということでノンタイトル戦に変更となっていた。(WFCAは複数の王座を認定しており、梶原の持つタイボクシング王座は「肘なし」ルールで、WFCAムエタイ王座は「肘あり」ルール。)
2008年11月4日、ファースト・アルバム「FIGHT THE POWER 〜First Punch〜」を発売し、同日に発売記念LIVE「愛と友情と平和を叫ぶ」をShibuya eggmanで開催した。
2008年12月23日、TOUITSU ライト級(62kg級)初代王者決定トーナメントに出場。1回戦でJ-NETWORKライト級王者黒田アキヒロと対戦し、0-2の判定負けを喫した【TOUITSU】本命・石井宏樹が黒田アキヒロからダウン奪い、トーナメント制覇! - 格闘技ウェブマガジンGBR(2008年12月23日)。
2009年3月14日、K-1ルールの大会「Krush.2」で山本元気と対戦し、判定負けを喫した。
2009年7月24日、Krushライト級グランプリに出場。1回戦でソルデティグレ・ヨースケにTKO勝ちするも、準々決勝で"狂拳"竹内裕二に0-3の判定負けを喫した。
2010年4月29日、Krush.6で遠藤大翼と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2010年8月14日、Krush.9で石川直生と対戦。3Rにダウンを奪い、3-0の判定勝ちを収めた【Krush】佐藤嘉洋が名城裕司に貫禄の勝利!石川直生は再起戦でも敗れる - 格闘技ウェブマガジンGBR(2010年8月14日)。
2011年1月9日、Krush初代王座決定トーナメント 〜Round.2〜で、TaCaと対戦。3-0の判定勝ちを収めた。
2011年4月30日、Krush初代王座決定トーナメント 〜Triple Final Round〜準決勝で、才賀紀左衛門と対戦、3-0の判定勝ちを収めた。決勝戦で卜部功也と対戦、2-0の判定勝ちを収め初代Krush -63kg王座を獲得した。
2011年6月25日、K-1 WORLD MAX 2011 -63kg Japan Tournament FINAL1回戦で、K-1甲子園2009王者野杁正明と対戦し、延長の末1-2の判定負けを喫した【K-1MAX】久保が決勝で卜部を下してトーナメント優勝!佐藤はクラウスにリベンジ - 格闘技ウェブマガジンGBR (2011年6月25日)。
2011年12月9日、Krush14でK-1 -63kg 2010 Japan Tournament優勝者の大和哲也と対戦し、3-0の判定勝ちでKrush -63kg王座の初防衛に成功。梶原龍児が大和哲也を破り初防衛 Krush14 - 格闘技ウェブマガジンGBR(2011年12月9日)
2012年8月12日、Krush.21でトーマス・アダマンドポウロスと対戦し、左ハイキックでTKO負けを喫し、Krush -63kg王座の2度目の防衛に失敗した。
2013年5月12日、Krush.28で木村ミノルと対戦し、左フックでKO負け。
2013年12月14日、引退試合としてKrush.35で卜部弘嵩と対戦し、判定勝ち。
戦績
プロキックボクシング
プロボクシング
獲得タイトル
- J-NETWORKライト級新人王(2005年)
- J-NETWORKライト級王座
- 第2代WFCAタイボクシング世界ライト級王座
- 初代Krush-63kg王座(防衛1度)
関連項目
- 男子キックボクサー一覧
- 男子ボクサー一覧
- K-1選手一覧
- 日本のキックボクシング世界王者一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/27 00:35 UTC (変更履歴)
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