十川ともじ : ウィキペディア(Wikipedia)

十川 ともじ(そがわ ともじ、1961年7月16日 - )は、日本の作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、キーボーディスト。旧活動名は十川 知司(読み同じ)。

来歴

1980年、伊丹哲也&Side By Sideのメンバーとして「街が泣いてた」で第19回ポプコングランプリ、第11回世界歌謡祭グランプリを受賞し、プロデビューする(第11回世界歌謡祭には杉山清貴、海外からクリストファー・クロスなども出場している)。

1987年からチャゲ&飛鳥(現:CHAGE and ASKA)のツアーに参加。1988年5月21日発売のシングル「ラプソディ」でチャゲ&飛鳥のアレンジャーとして初クレジットされるタイトル曲「ラプソディ」はアルバム「RHAPSODY」からのシングルカット曲で、西平彰との共同クレジットであるが、西平単独アレンジのアルバムバージョンがベースになっており、十川の完全オリジナルではない(なお、1992年にリリースした「SUPER BEST II」ではアルバムバージョンに十川がシングルバージョンのイントロで使用したシンセ音がイントロや曲中にミックスされたバージョンで収録されている。こちらも編曲は西平との共同クレジット)。一方、c/wの「ripple ring」は十川単独によるオリジナルアレンジである。。同年発売の飛鳥涼(現:ASKA)のソロアルバム『SCENE』も手がけ、翌1989年「LOVE SONG」を担当。1991年に編曲した「SAY YES」が280万枚を超える大ヒットCHAGE&ASKA、解散報道を事務所が否定 オリコン 2009年1月9日配信, 2015年11月8日閲覧。そして1993年には「YAH YAH YAH」が240万枚を超えるヒットとなり、その後もclass「夏の日の1993」、岡本真夜「TOMORROW」など数多くのミリオンセラー楽曲のアレンジを担当した。

1997年、岡本真夜のアルバム『Smile』でプロデューサーとして初のミリオンを達成。

2004年以降の堂本剛ソロプロジェクトでのコラボレートが話題になる。

2005年 、修二と彰の「青春アミーゴ」ではカップリングを担当しミリオンを達成。

2007年、 倖田來未の「愛のうた」で第48回日本レコード大賞金賞受賞。

2015年、クマムシの「あったかいんだからぁ♪」ではプロデューサー名義でオリコンチャートベスト10入りを果たし第57回日本レコード大賞特別賞受賞。 元々歌ネタであった単純な構成の楽曲を一つの作品に編曲した事が評価されるクマムシの楽曲「あったかいんだからぁ♪」を考察、ヒットの裏に隠されたアレンジの妙

2017年〜2018年、中島みゆき 夜会工場 VOL.2 のキーボードを小林信吾と共にダブルキャストで務めるhttps://web.archive.org/web/20200223165342/http://miyuki-yakai.jp/cast.asp。それ以降の夜会 VOL.20 「リトル・トーキョー」、中島みゆき 2020ラスト・ツアー「結果オーライ」、2024年『歌会 VOL.1』のサポートをつとめ、アルバム「世界が違って見える日」のレコーディングにも参加している。

2000年代以降の表記を「十川ともじ」と改める。本人のブログで「音楽活動をする時の名前を「ともじ」にしたのも姓名判断2割、読みやすさと見た目の柔らかさ8割です。」と書いている。

主な作・編曲・プロデュースアーティスト

また、鈴木哲彦と共にexpo(エキスポ)の名義で作曲ユニットを組み、楽曲提供をしている。

注釈

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/21 19:39 UTC (変更履歴
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