ボン溝黒 : ウィキペディア(Wikipedia)
ボンざわーるど(本名:溝黒 和昭(みぞくろ かずあき)、1979年6月14日 - )は、日本のお笑い芸人。大阪府大阪市阿倍野区出身。吉本興業東京本社(東京吉本)所属。
元カナリアのツッコミ担当(安達曰くユニーク担当)。旧芸名はボン溝黒(ぼんみぞくろ)。カナリア解散後は「ボンざわーるど」と改名しピン芸人となる。2020年12月から吉本新喜劇座員。大阪府立阿倍野高等学校出身。身長163cm、体重50kg。
プロフィール
実家は昭和町の『洋菓子ボストン』で、本名の『和昭』は地名の入れ替え、 『ボン』と言う現在の芸名は実家の「ボストン」から来ている。 実家で販売している大阪ヨーグルトケーキはネットでも大人気。また、コンピュータボードゲーム「桃太郎電鉄」のゲーム監督さくまあきらが洋菓子ボストンのヨーグルトケーキを食べて美味しかった事から、天王寺駅の物件の1つ「ヨーグルトケーキ屋」としてゲーム内に登場している「旨いでぇ! 桃鉄ごはん B級グルメ旅 北陸・関東・中部・近畿・海外編」2010年、笠倉出版社、、94ページ。元々天王寺駅は物件駅ではなかったが、ヨーグルトケーキ屋を物件として登場させるために物件駅に昇格させたという。
3人兄弟の末っ子。幼少時代は野球が大好きで、小学校の頃はソフトボール(ポジション・ベンチ)、中学時代は野球部(3年キャプテンでポジション・ベンチ)高校時代も野球部(副キャプテン・ブルペンキャッチャー)だった。
小学校時代、同級生で最初にセンター分けをした。
以前より、恋人の存在は公言し、トークでもよく話す(よしもとオンラインでは名前も明かしている)。しかし2010年2月22日のAGE AGE LIVEにて破局を発表した。2019年2月12日、一般女性と入籍したことを、ライセンスの「よしログ」(GYAO!)で発表。
2020年12月1日から再び大阪に戻り吉本新喜劇の座員になった。
芸風
ネタの最中や最後に右手を高く上げて、メガネをずらし舌を出すポーズを取る(爆笑レッドカーペットにおいて今田耕司から「40年前の笑い」と評される)。
ピンネタとして河童ネタがある。内容としては、河童の紙芝居・河童の一発ギャグ・河童のこんな○○はイヤだ、などがある(昔は、R-1や単独ライブなどでのみ披露していたが、安達が体調不良の際にはルミネやAGE AGE LIVEで披露していた。
エピソード
- カナリアの前は三浪昇と『ババリア』と言うコンビを組んでいた。なおカナリア結成後に先輩から「コンビ名があまり変わっていない」と突っ込まれたことがある。
- 髪型は天然パーマである。
- 嫌煙者で元相方の安達と同じく、尖端恐怖症(先端恐怖症)である。
- 川島明(麒麟)の家に居候していたが、18万円の新品の洗濯機の中に入り壊したり、番組のトップ賞でもらった1個1,000円のみかんをすべて食べてしまい家を追い出された。
- 梶原雄太(キングコング)に彼女を略奪された事がある。
- 後輩芸人のアームストロング(とにかく明るい安村が所属)やラフ・コントロール(特に重岡謙作)からは先輩扱いされていない。重岡からは永遠ペット扱いのボケをされ最後に「俺先輩やぞ!」のツッコミで終わる。安達曰く「このセリフを数回に一回はかむ」。しかし楽屋では後輩に厳しいらしく、ちなみに一番キビしく接している後輩は、福田恵悟(LLR)。
- 相方の好きな所はネタを書いてくれる所(1月7日のよしもとオンラインにて発言)。
- 後藤輝基(フットボールアワー)等とよく旅行に行ったりする。
- 天然ボケ。後藤曰く、人をいらいらさせる達人。
- 歌舞伎町で拾った「テト」という猫を飼っている。その後、知り合いから「ユパ」という猫を引き取る。2017年の冬、テトを不注意で逃がしてしまう。テトが戻った時に、室内に入れるようにドアを開けて出かけたら、今度はユパが行方不明に。3日後、ユパは見つかるが、テトが戻るには20日程要した。しかし、戻ったテトの様子が変わってしまっていたこともあり、別の猫を拾ってきたのでは?と疑われた。(生き物にサンキュー(2017年9月20日O.A)TV番組の企画でテトを見つけた時の動画を専門家に見せると、安心している様子だったとのことなので、実際はテトがちゃんと戻ってきたと考えられる。)
- 様々なレシピのたこ焼きを作るのがうまく、テレビ番組で腕前を披露したこともある。
- ロケのバイク事故で頭を打ち、3日間意識を失って入院した。本人いわく「三途の川をみた」。(麒麟の60分内「ボン溝黒どアホ裁判」による)
- ボン溝黒の部屋は汚く、土足でなければ入れないほど汚いとのこと。蚊も大量発生しており、フルーツポンチ村上健志、デヴィ夫人が蚊に刺される被害にあった。ちなみにこの部屋は2012年7月26日放送の黄金伝説の企画でオードリーと松居一代の協力のもと、一日がかりで掃除した結果綺麗にはなった。
- また、白いブリーフを履いており、ブリーフの黄色い汚れがまだ残っているのにもかかわらず干してあり、村上健志が悲鳴を上げてしまったほど汚かった。
- AKB48の熱烈なファンであり、小森美果推し。過去に劇場公演での生誕祭で委員を務めたこともある。小森美果卒業後は大森美優に推し変し、小森から大森推しになる。
- カナリアの解散はボンからの申し出。2017年中に解散したがったが、2月にチーモンチョーチュウとの定期ライブが既に決まっていたため、解散は3月となった。しかもボン本人は解散ライブはしたくなかったボン溝黒(ボンざわーるど)Instagramより。ボンがデザインした解散ライブのポスターでは自分だけが泣いており、別撮りでの普通に手を振るだけだった安達は「泣きたいのはこっち」とボンに怒っていた。しかし解散ライブでは大阪・東京ともにボンだけが泣いていた。
- 同じ事務所の中山功太は高校の後輩。
- 野性爆弾くっきー!肉糞亭一門であり、ボンは肉糞亭友の会。
出演
※ピンでの出演。コンビとしてはカナリアを参照。
テレビ
- クイズ!紳助くん(朝日放送)ババリアとして
- マラソン(テレビ神奈川)第二走者
- AKBINGO!(日本テレビ、不定期出演) - AKB検定、実況解説など
- おはスタ 第1部(2012年4月 - 2014年4月、テレビ東京)
- よしもと新喜劇(毎日放送)
ラジオ
- ナリふり!!!(2020年11月 - 、KBS京都ラジオ)
舞台
- 舞台 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和(2015年9月16日 - 21日、博品館劇場)- クマ吉 役
- 舞台 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 デラックス風味(2016年4月6日 - 10日、AiiA 2.5 Theater Tokyo)- クマ吉 役
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/23 00:44 UTC (変更履歴)
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