坂田雅子 : ウィキペディア(Wikipedia)

坂田 雅子(さかた まさこ、1948年 - )は日本のドキュメンタリー映画監督。

経歴

  • 1948年、長野県須坂市に生まれる。
  • 1965-1966年、AFS交換留学生としてアメリカ合衆国メイン州の高校に留学。帰国後京都大学文学部哲学科卒。
  • 1976年-2008年、 写真通信社に勤務および経営。
  • 2003年、ベトナム戦争で兵役経歴を持つ写真家の夫グレッグ・デイビスの死をきっかけに、枯葉剤についての映画製作を決意。
  • 2007年、ドキュメンタリー映画『花はどこへいった』(英題「Agent Orange -a personal requiem-」)完成(製作・監督・撮影・編集)。
  • 2008年、『花はどこへいった』で第26回国際環境映画祭の審査員特別賞(Prix Special du Jury)を受賞。
  • 2009年、『花はどこへいった』で第63回毎日映画コンクールのドキュメンタリー映画賞を受賞。
  • 2011年、NHKのテレビ番組 ETV特集『枯葉剤の傷痕を見つめて』で第48回ギャラクシー賞優秀賞
  • 2011年、ドキュメンタリー映画『沈黙の春を生きて』発表 仏・ヴァレンシエンヌ映画祭にて批評家賞、観客賞をダブル受賞したほか、文化庁映画賞・文化記録映画部門優秀賞にも選出された。
  • 2014年、世界各地の核被害をテーマにした『わたしの、終わらない旅』を発表
  • 2018年、ドイツの自然エネルギー事情を取材した「モルゲン、明日」を発表。
  • 2021年、現在も化学薬品、地球温暖化、核などの環境問題をテーマに映像制作活動を続ける。

一般入手可能な作品

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2021/01/24 05:58 UTC (変更履歴
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