ウィル・アイ・アム : ウィキペディア(Wikipedia)

ウィル・アイ・アムwill.i.am、本名:William James Adams, Jr.、1975年3月15日 - )は、アメリカ合衆国のラッパー、ソングライター、DJ、音楽プロデューサー。ヒップホップグループブラック・アイド・ピーズのメンバー。

プロフィール

カリフォルニア州ロサンゼルス出身。ブラック・アイド・ピーズのブレイン的存在。殆どの楽曲をウィルが作っており、また、NASセルジオ・メンデスやアース・ウィンド・アンド・ファイアー、マイケル・ジャクソン、U2など大物との楽曲製作にも携わったり、音楽プロデューサーとしても活躍している。

ソロアルバムを3枚リリースしている。アフリカン・アメリカンのファッションリーダー的存在でもあり、ウィル自身のアパレル・ライン“アイ・アム・クロージング”を立ち上げている。彼はKRS-ONEといったコアなヒップホップを好み、ウィルのソロではそのような指向が見られる。

バラク・オバマ上院議員の演説にインスパイアされ「Yes We Can」を2008年1月に、「We Are the Ones」を同年2月に発表。

『X-メン』のスピン・オフ作品である『』で、映画初出演を果たす。

また、自身がADHDである事を公言している。

ディスコグラフィ

ソロアルバム

  • 『ロスト・チェンジ』(2001年)
  • 『マスト・B・21』(2003年)
  • 『ソングス・アバウト・ガールズ』(2007年)
  • 『#ウィル パワー』 (2013年)

オリジナル・アルバム

  • ビハインド・ザ・フロント - Behind the Front (1998年)
  • ブリッジング・ザ・ギャップ - Bridging the Gap (2000年)
  • エレファンク - Elephunk (2003年)
  • モンキー・ビジネス - Monkey Business (2005年)

リミックス・アルバム

  • リネゴシエイションズ - RENEGOTIATIONS THE REMIXIES (2006年)

コンピレーション・アルバム

  • ブラック・アイド・ピーズ・ファミリー・ベスト (ベスト・プロダクションズ・バイ・ウィル・アイ・アム)(2008年)
    日本限定リリース

受賞歴・記録

ウィル・アイ・アムは過去にグラミー賞を7度受賞したことがある。

ブラック・アイド・ピーズ/グラミー賞受賞歴

部門 曲 / アルバム / ビデオ 結果
年間最優秀レコード賞 "Where is the Love?" 2004
最優秀ラップ・コラボレーション賞
年間最優秀レコード賞 "Let's Get It Started" 2005
最優秀ラップ・デュオ/グループ賞
最優秀ラップ・ソング賞
最優秀ラップ・デュオ/グループ賞 "Don't Phunk with My Heart" 2006
最優秀ラップ・ソング賞
最優秀ポップ・デュオ/グループ賞 "Don't Lie"
最優秀ポップ・ヴォーカル・コラボレーション "Gone Going"
最優秀ポップ・デュオ/グループ賞 "My Humps" 2007
最優秀アルバム賞 "The E.N.D."2010
最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞
年間最優秀レコード賞 "I Gotta Feeling"
最優秀ポップ・デュオ/グループ賞
最優秀ダンス・レコーディング賞"Boom Boom Pow"
最優秀短編ミュージックビデオ賞

ウィル・アイ・アム(ソロ)

カテゴリー楽曲結果
2008グラミー賞Best Urban/Alternative PerformanceBE OK(Chrisette Michele Featuring will.i.am)受賞
2009BMI Pop Awardsソングライター賞クラムジー CLUMSY受賞

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2021/12/20 23:38 UTC (変更履歴
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