大鳥れい : ウィキペディア(Wikipedia)
大鳥 れい(おおとり れい、11月6日大鳥れい 公式プロフィール ACT JP エンターテイメント株式会社。 - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団花組トップ娘役。
大阪府池田市、府立渋谷高等学校出身『宝塚おとめ 2002年度版』 阪急コーポレーション、2002年、31頁。ISBN 4-89485-084-2。。身長162cm。愛称は「みどり」。
所属事務所はACT JP エンターテイメント。
来歴
1991年、宝塚音楽学校入学。
1993年、宝塚歌劇団に79期生として入団。月組公演「グランドホテル/BROADWAY BOYS」で初舞台花組 大鳥れい インタビュー 産経新聞。。
1994年、組まわりを経て花組に配属。
大人っぽい美貌と舞台度胸の良さで注目を集め、1995年、真矢みき・純名里沙トップコンビ大劇場お披露目となる「エデンの東」で、新人公演初ヒロイン花組 大鳥れい 産経新聞ENAK。。
1997年の「君に恋して ラビリンス!」でバウホール公演初ヒロイン。同年の「ザッツ・レビュー」で2度目の新人公演ヒロイン。
1998年10月6日付で花組トップ娘役に就任。愛華みれの相手役として、翌年の「夜明けの序曲」でトップコンビ大劇場お披露目。
2001年に愛華が退団後は匠ひびき・春野寿美礼の相手役を務め、2003年2月9日、春野とのトップコンビ大劇場お披露目となる「エリザベート」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団The SUMiRE STYLE 産経新聞ENAK。。退団公演ではタイトルロールとなるエリザベート役を演じた。
退団後は舞台を中心に活動している。
人物
芸名は、自身の好きな女優・オードリー・ヘプバーンに由来するThe name of タカラジェンヌ 産経新聞ENAK。。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
初舞台
- 1993年4 - 5月、月組『グランドホテル』『BROADWAY BOYS』(宝塚大劇場のみ)
組まわり
- 1993年6月、花組『メランコリック・ジゴロ』『ラ・ノーバ!』(東京宝塚劇場のみ)
- 1993年9 - 10月、月組『花扇抄』『扉のこちら』『ミリオン・ドリームズ』(宝塚大劇場のみ)
花組時代
- 1994年3 - 7月、『ブラック・ジャック 危険な賭け』『火の鳥』
- 1994年9 - 11月、『冬の嵐、ペテルブルグに死す』 - 新人公演:ポリィナ(本役:月影瞳)『ハイパー・ステージ!』(宝塚大劇場のみ)
- 1995年1月、『哀しみのコルドバ』『メガ・ヴィジョン』(宝塚大劇場)
- 1995年3月、『哀しみのコルドバ』『メガ・ヴィジョン』(劇場飛天)
- 1995年4月、『哀しみのコルドバ』 - 新人公演:ソニア(本役:渚あき)『メガ・ヴィジョン』(東京宝塚劇場)
- 1995年6 - 8月、『エデンの東』 - 新人公演:アブラ(本役:純名里沙)『ダンディズム!』(宝塚大劇場) 新人公演初ヒロイン
- 1995年9 - 10月、『紅はこべ』『メガ・ヴィジョン』(全国ツアー)
- 1995年11月、『エデンの東』 - 新人公演:アブラ(本役:純名里沙)『ダンディズム!』(東京宝塚劇場)
- 1996年1 - 2月、『花は花なり』『ハイペリオン』(宝塚大劇場)
- 1996年3月、『HURRICANE』(バウホール) - アナ
- 1996年4月、『花は花なり』『ハイペリオン』(東京宝塚劇場)
- 1996年6 - 8月、『ハウ・トゥー・サクシード』(宝塚大劇場) - 新人公演:ミス・クラムホルツ(本役:千紘れいか)1幕のみ。
- 1996年9 - 10月、『HURRICANE』(日本青年館・愛知厚生年金会館) - アナ
- 1996年11月、『ハウ・トゥー・サクシード』(東京宝塚劇場) - 新人公演:ミス・クラムホルツ(本役:幸美杏奈)1幕のみ。
- 1996年12 - 1997年1月、『RYOMA』(ドラマシティ)
- 1997年2 - 3月、『失われた楽園』 - 新人公演:ヘレン・ウッド(本役:詩乃優花)『サザンクロス・レビュー』(宝塚大劇場)
- 1997年4 - 5月、『君に恋して ラビリンス!』(バウホール) - マリー バウ初ヒロイン
- 1997年6月、『失われた楽園』 - 新人公演:ヘレン・ウッド(本役:詩乃優花)『サザンクロス・レビュー』(東京宝塚劇場)
- 1997年8 - 9月、『ザッツ・レビュー』(宝塚大劇場) - 由紀、新人公演:仙(本役:千ほさち) 新人公演ヒロイン
- 1997年10 - 11月、『ブルー・スワン』(バウホール・日本青年館・愛知県芸術劇場) - ジジ
- 1997年12月、『ザッツ・レビュー』(東京宝塚劇場) - 由紀、新人公演:仙(本役:千ほさち)
- 1998年2月、『ザッツ・レビュー』(中日劇場) - 由紀
- 1998年3月、『ヴェロニック』(バウホール) - アガート
- 1998年5 - 6月、『SPEAKEASY』 - パトリシア、新人公演:ジェニー・ダイバー(本役:詩乃優花)『スナイパー』(宝塚大劇場)
- 1998年7月、『ヴェロニック』(日本青年館) - アガート
- 1998年8 - 10月、『SPEAKEASY』 - パトリシア、新人公演:ジェニー・ダイバー(本役:詩乃優花)『スナイパー』(1000days劇場)
花組トップ娘役時代
- 1998年10 - 11月、『Endless Love』(バウホール) - ジューン
- 1999年1 - 5月、『夜明けの序曲』 - 川上貞 大劇場トップお披露目公演
- 1999年6月、『Endless Love』(愛知厚生年金会館・日本青年館) - ジューン
- 1999年8 - 12月、『タンゴ・アルゼンチーノ』 - マルグリット『ザ・レビュー'99』
- 2000年2月、『タンゴ・アルゼンチーノ』 - マルグリット『ザ・レビューIV』(中日劇場)
- 2000年4 - 8月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - 紫の上/藤壺『ザ・ビューティーズ!』
- 2000年11 - 2001年3月、『ルートヴィヒII世』 - 幻『Asian Sunrise』
- 2001年4 - 5月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - 紫の上/藤壺『ザ・ビューティーズ!』(全国ツアー)
- 2001年7 - 11月、『ミケランジェロ』 - コンテッシーナ・デ・メディチ『VIVA!』
- 2001年12 - 2002年1月、『カナリア』(ドラマシティ・ル テアトル銀座) - アジャーニ
- 2002年3 - 6月、『琥珀色の雨にぬれて』 - シャロン・カザティ『Cocktail』
- 2002年8月、『あかねさす紫の花』 - 額田女王『Cocktail』(博多座)
- 2002年10 - 2003年2月、『エリザベート』 - エリザベート 退団公演体調不良 大鳥れいが休演 ENAK SUMiRE STYLE。体調不良により1/17〜18は休演。代役は遠野あすかが務めた。
出演イベント
- 1997年12月、『アデュー東京宝塚劇場』
- 1998年5月、'98TCAスペシャル『タカラジェンヌ!』
- 1998年7月、『'98宝塚巴里祭』
- 1998年12月、『レビュー・スペシャル'98』
- 1999年3月、愛華みれディナーショー『LA GARE』
- 1999年5月、'99TCAスペシャル『ハロー!ワンダフル・タイム』
- 1999年10月、『茂山忠三郎レッスン発表会』
- 2000年9月、TCAスペシャル2000『KING OF REVUE』
- 2000年12月、『アデューTAKARAZUKA1000days劇場サヨナライベント』
- 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
- 2002年6月、TCAスペシャル2002『LOVE』
- 2002年12月、『吉崎憲治オリジナルコンサート』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
舞台
- 2003年
- 「春は爛漫」(帝国劇場)
- 「OINARI 浅草ギンコ物語」(青山劇場ほか)
- 2004年
- 「松平健特別公演〜暴れん坊将軍スペシャル〜」(博多座)
- 「ボンジュール・タカラジェンヌ〜ドンブラコからエリザベートまで〜」(新宿コマ劇場)
- 「孤愁の岸」(御園座)
- 「TAKARAZUKAゴールデン・メモリーズ」(東京宝塚劇場)
- 「松平健錦秋公演 暴れん坊将軍スペシャル」(新宿コマ劇場)
- 「Tales of the Echo (山彦ものがたり) 」(アメリカツアー)
- 2005年
- 「Broadway Gala Concert 2005」追加公演(青山劇場)
- 「泣いたらあかん」(御園座ほか)
- 劇団四季ミュージカル「アスペクツ オブ ラブ」(自由劇場)
- 2006年
- 「獅子を飼う」(兵庫県立芸術文化センター他)
- 「暴れん坊将軍スペシャル〜唄って踊って八百八町〜フィナーレ・マツケンサンバ」(川口リリアホール他)
- 吉本人情喜劇「花より大好き☆夢絵巻 戦後篇」(名鉄ホール)
- 「山彦ものがたり」 (地方公演)
- 2007年
- 松井誠新春特別公演「喜劇・くらわんか!/華・艶・舞」(新歌舞伎座)
- 「暴れん坊将軍スペシャル 〜唄って踊って八百八町!/唄う絵草紙〜」(御園座)
- 「泣いたらあかん」全国縦断特別公演(浪切ホールほか)
- 2008年
- 「龍馬異聞 KURAMATENGU…遥かなる海へ」(博品館劇場)
- 2009年
- ミュージカル「愛と青春の宝塚〜恋よりも生命よりも〜」(新宿コマ劇場ほか)
- 「頭痛肩こり樋口一葉」(南座ほか)
- 2010年
- 「タップジゴロ」(博品館劇場)
- 「うりずんの風」(笹塚ファクトリー)
- 2011年
- TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY 『DREAM TRAIL - 宝塚伝説 -』(青山劇場、シアタードラマシティ)
- 「イヴ・モンタン 〜彼を憎んだ女と男〜」(三越劇場)
- 「gratitude〜Endless Love〜」(吉祥寺・前進座劇場)
- 「ロミオとジュリエット」モンタギュー夫人(赤坂ACTシアター、梅田芸術劇場)
- 2012年
- 「パルレ 洗濯」(三越劇場、俳優座劇場)
- 「棘 L’ECHARDE」(銕仙会能楽研修所)
- 「タップ・ジゴロ」(博品館劇場)
- 2014年
- 「遊女夕霧」(六行会ホール)
- 2015年
- 「マクベス」(兵庫県立芸術文化センター)
- 「三の酉」(六行会ホール)
- 2016年
- 「遊女夕霧」(八千代座)
- 2017年
- 「花火の陰」主演(中野テアトルBONBON)
- 「ガラスの怪物」(下北沢小劇場B1)
- 水木英昭プロデュースvol.22「眠れぬ夜のホンキートンクブルース外伝〜ティーダのうた〜」(紀伊国屋ホール)
- 2018年
- 「信長の野望・大志-春の陣-」(CBGK シブゲキ!!)
- 「信長の野望・大志-冬の陣-」(シアター1010)
- 水木英昭プロデュース「虹色唱歌」(紀伊国屋ホール)
- 2019年
- 青山真治作・演出「しがさん無事? are you alright, my-me?」(下北沢小劇場B1)
- 2020年
- 「花火の陰」主演(三越劇場)
- 「赤すぎて、黒」(萬劇場)
- 2025年
- 「花郎〜ファラン〜」(THEATER MILANO-Za、梅田芸術劇場)
- 「幕末」(大阪、東京)
ドラマ
- 水戸黄門 第40部 第10話「赤い恐怖!心の叫び -久保田-」(2009年10月12日、TBS / C.A.L) - りつ
- NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年、NHK) - 高松千鶴
- 「潔子爛漫〜きよこらんまん〜」(2013年、東海テレビ) - 九堂文乃
映画
- ばけもの模様(2008年、石井裕也監督)*主演
- 年々歳々(2009年、安達正軌監督)
- 駆込み女と駆出し男(2015年、原田眞人監督) - 法光尼 役
ライブ・コンサート
- 宝塚OGによるミュージック・エンターテインメント
- 『OTO♪TERRACE』(2023年9月、恵那文化センター)
- 『La ENA Bouquet』(2024年9月、恵那文化センター)
広告・CM
- NTTドコモ関西/東海(PHS)(2000年)
- 浜縮緬工業協同組合「2019年版 浜ちりめんカレンダー」(2019年)
ラジオ番組
- 大鳥れいの”Always宝塚”(wallop)
受賞歴
- 1998年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞
- 1999年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 女役賞
出典
注釈
参考文献
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/01 21:59 UTC (変更履歴)
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