レイ・コリンズ : ウィキペディア（Wikipedia）

レイ・ビドウェル・コリンズ（Ray Bidwell Collins、1889年12月10日 - 1965年7月11日）は、ブロードウェイ・シアターの劇場や、ラジオ、映画、テレビドラマで活躍した、アメリカ合衆国の性格俳優。舞台では900以上の役柄をこなし、ラジオドラマの隆盛期において最も成功した俳優のひとりとなった。長年にわたりオーソン・ウェルズの友人、共同作業者であり、ハリウッドへ赴いたのもの仲間と一緒にであったし、劇映画への初出演も『市民ケーン』における、ケーンの容赦ない政敵の役であった。コリンズは75本以上の映画に出演し、テレビでは最も広く知られることになった役柄である、長く放映された『弁護士ペリー・メイスン (Perry Mason)』の短気なトラッグ警部 ( Lieutenant Tragg) などを演じた。

主な出演映画・テレビ

年	タイトル	役	備考
1941	市民ケーン	ジェームズ・W・ゲティス（ケーンの政敵）	長編映画デビュー
1942	偉大なるアンバーソン家の人々	ジャックアンバーソン（アンバーソン大佐の息子）
1944	キュリー夫人	Lecturer's voice
1945	哀愁の湖	Glen Robie
1946	我等の生涯の最良の年	ミルトン氏（銀行の頭取）
1949	コロラド	ビッグ・エド・カーター
1949	春の珍事	グリーンリーフ教授
1949	摩天楼	ロジャー・エンライト
1949	女相続人	Jefferson Almond
1950		Jasper G. Wingait
1954	ローズ・マリー	アップルビー警視正
1955	必死の逃亡者	Sheriff Masters
1956	ヒッチコック劇場	Herbert Brenner	TV episode "Conversation Over a Corpse"
1957–1964	Perry Mason	トラッグ警部	テレビシリーズ
1958	黒い罠	アデール地方検事