森赫子 : ウィキペディア(Wikipedia)
森 赫子(もり かくこ、1914年6月2日 - 1986年4月14日)は、日本の女優、作家。
東京府渋谷町猿楽生まれ森赫子 KINENOTE 2018年8月5日閲覧。。岩谷松平の孫。旧姓は岩谷。跡見高等女学校卒。伯母森律子の養女となる。1932年松竹蒲田撮影所に入り、映画女優でデビュー。1934年新派に転向、花柳章太郎の相手役として活躍。1939年映画「残菊物語」で花柳の相手役を演じた。1956年失明して引退。同年、失明寸前に書き上げた自伝「女優」を出版。ベストセラーになり「書きますわよ」の流行語を生んだ 2018年8月5日閲覧。。同作は映画化された(女優 (1956年の映画))。
出演映画
- 処女よ、さよなら(1933年)
- さすらいの乙女(1933年)
- 沈丁花(1933年) - 中川昌子 役
- 残菊物語(1939年) - お徳 役
- 晴小袖(1940年) - おのぶ 役
- 夫婦太鼓(1941年) - お為 役
- 若き姿(1943年)
- 五重塔(1944年) - お浪 役
- 結婚三銃士(1949年) - 君子 役
- ある映画監督の生涯 溝口健二の記録(1975年) - 取材協力
著書
- 『女優』実業之日本社 1956
- 『とり違えた恋』新鋭社 1956
- 『盲目』実業之日本社 1958 大空社 1998(盲人たちの自叙伝)
- 『神様と喧嘩』文京書房 1980
関連書籍
- 大笹吉雄『花顔の人 花柳章太郎』講談社 1991
関連項目
- 日本の小説家一覧
外部リンク
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