ミゲル・リッティン : ウィキペディア(Wikipedia)

ミゲル・エルネスト・リッティン・ククミデス (Miguel Ernesto Littín Cucumides (1942年8月9日 - ) は、チリ出身の映画監督、脚本家。父親はパレスチナ人、母親はギリシャ人。

人物

これまで二度カンヌ国際映画祭のパルム・ドールにノミネートされている。

1992年から1994年、1996年から2000年までの間、パルミージャの市長を務めた。

チリ・クーデターの後にメキシコへ亡命した。戒厳令下のチリに潜入した『戒厳令下チリ潜入記』は、ガブリエル・ガルシア=マルケス著の書籍Clandestine in Chile(日本語題は映画と同名)によっても知られている。

作品

  • Por la tierra ajena (1965年) 短編ドキュメンタリー
  • El chacal de Nahueltoro (1969年)
  • Compañero presidente (1971年) ドキュメンタリー
  • On vous parle du Chili: Ce que disait Allende (1973年) 短編ドキュメンタリー
  • La tierra prometida (1973年)
  • Actas de Marusia (1976年)
  • Crónica de Tlacotalpan (1976年) 短編ドキュメンタリー
  • El recurso del método (1978年)
  • La viuda de Montiel (1979年)
  • Acuacultura - Granjas de agua (1980年) 短編ドキュメンタリー
  • アルシノとコンドル Alsino y el cóndor (1983年)
  • 戒厳令下チリ潜入記 Acta General de Chile (1986年) ドキュメンタリー
  • Sandino (1990年)
  • Los náufragos (1994年)
  • Aventureros del fin del mundo (1998年) テレビ映画
  • Tierra del fuego (2000年)
  • Crónicas palestinas (2001年) ドキュメンタリー
  • El abanderado (2002年)
  • La última luna (2005年)
  • Dawson Isla 10 (2009年)

受賞・ノミネート

  • 1970年 第20回ベルリン国際映画祭国際カトリック事務局賞推薦 (『El chacal de Nahueltoro』)
  • 1973年 第8回モスクワ国際映画祭出品 (『La tierra prometida』)
  • 1976年 第29回カンヌ国際映画祭出品 (『Actas de Marusia』)
  • 1978年 第31回カンヌ国際映画祭出品 (『El recurso del método』)
  • 1980年 第30回ベルリン国際映画祭出品 (『La viuda de Montiel』)
  • 1983年 第55回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート (『アルシノとコンドル』)
  • 1983年 第13回モスクワ国際映画祭グランプリ (『アルシノとコンドル』)
  • 1986年 第43回ヴェネツィア国際映画祭国際映画批評家連盟賞名誉表彰 (『戒厳令下チリ潜入記』)
  • 2005年 第27回モスクワ国際映画祭出品 (『La última luna』)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/12/13 10:22 UTC (変更履歴
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