ペギー・アシュクロフト : ウィキペディア(Wikipedia)
デイム・ペギー・アシュクロフト, DBE(DAME Peggy Ashcroft, 出生名: Edith Margaret Emily Ashcroft, 1907年12月22日 - 1991年6月14日)は、イギリスの女優。サリー州クロイドン出身。
来歴
演劇学校卒業後、ローレンス・オリヴィエ、ジョン・ギールグッドと共演した『ロミオとジュリエット』など、主にシェークスピア作品の舞台に多く出演。1933年の『声なき凱歌』で映画デビューを果たす。1951年にイギリス王室からCBEを、1956年にはDBEの称号を受け取る。
1984年公開の『インドへの道』でアカデミー助演女優賞を受賞する。この時77歳で、この部門の最年長受賞者となった。1989年公開の『おかえりなさい、リリアン』でヴェネツィア国際映画祭の女優賞とイタリア批評家賞を受賞。
1991年、脳卒中で亡くなる(83歳)。
主な出演作品
公開年 | 邦題原題 | 役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1933 | 声なき凱歌 The Wandering Jew | Olalla Quintana | |
1935 | 三十九夜 The 39 Steps | クロフターの妻 | |
1939 | 十二夜Twelfth Night | ヴァイオラ | テレビ映画 |
テンペストThe Tempest | ミランダ | テレビ映画 | |
1959 | 尼僧物語 The Nun's Story | マザー・マチルダ | |
1968 | 秘密の儀式Secret Ceremony | ハンナ | |
1969 | 濡れてる牝猫Three Into Two Won't Go | ベル | |
1971 | 日曜日は別れの時Sunday, Bloody Sunday | アレックスの母 | |
1977 | ジョゼフ・アンドリュースの華麗な冒険Joseph Andrews | レディ・タトル | |
1978 | マハラジャ・優雅なる苦悩Hullabaloo Over Georgie and Bonnie's Pictures | Lady Gee | テレビ映画 |
1980 | コーヒーにクリームをCream in My Coffee | ジェーン・ウィルシャー | テレビ映画 |
1984 | インドへの道A Passage to India | ムーア夫人 | アカデミー助演女優賞 受賞ゴールデングローブ賞 助演女優賞 受賞 英国アカデミー賞 主演女優賞 受賞 |
1986 | 風が吹くときWhen the Wind Blows | ヒルダ | 声の出演 |
1988 | マダム・スザーツカMadame Sousatzka | レディ・エミリー | |
デス・ヒート/スパイを愛した女A Perfect Spy | Miss Dubber | テレビ・ミニシリーズ | |
1989 | おかえりなさい、リリアンScreen One: She's Been Away | リリアン | テレビシリーズヴェネチア国際映画祭女優賞 受賞 |
参照
外部リンク
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