藤原智美 : ウィキペディア(Wikipedia)
藤原 智美(ふじわら ともみ、男性、1955年7月20日 - )は、日本の小説家、エッセイスト。芥川賞受賞。
福岡県福岡市出身。福岡県立福岡高等学校、明治大学政治経済学部政治学科卒業。1990年、フリーランスのライターの傍ら『王を撃て』により小説家デビュー。1992年『運転士』により第107回(1992年上半期)芥川龍之介賞受賞。
著書
小説
- 『運転士』講談社、1992 のち文庫
- 『R リアリティ』集英社 1994
- 『群体』講談社 1994
- 『恋する犯罪』読売新聞社 1996
- 『メッセージボード』読売新聞社 1997
- 『ミッシングガールズ』集英社 1998
- 『モナの瞳』講談社 2003
- 『私を忘れないで』(絵本)森祐子絵 インデックス・コミュニケーションズ 2006
- 『骨の記憶』集英社、2011
エッセイ等
- 1990年代
- 『だから役にたつ仕事 世紀末と格闘するマニアックな人々』PHP研究所 1995
- 『ディスプレイのなかの青空』白水社 1996
- 『「家をつくる」ということ―後悔しない家づくりと家族関係の本』(プレジデント社、1997年)のち講談社文庫
- 2000年代
- 『家族を「する」家―「幸せそうに見える家」と「幸せな家」』(プレジデント社、2000年)のち講談社+α文庫
- 『住まいから家族をみる』日本放送出版協会 NHK人間講座 2002
- 『「子どもが生きる」ということ こころが壊れる空間・育つ空間』講談社 2003
- 『たたかうマイホーム 住まいの現在家族の未来』廣済堂出版 2003
- 『なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか』祥伝社 2005 のち黄金文庫
- 『ぼくが眠って考えたこと』(エクスナレッジ、2005年)
- 『「知を育てる」ということ 後悔しない「学びの場」選びと親子関係の本』プレジデント社 2006
- 『脳の力こぶ 科学と文学による新「学問のすゝめ」』川島隆太共著 集英社 2006 のち文庫
- 『暴走老人!』(文藝春秋、2007年)のち文庫
- 『検索バカ』(朝日新書、2008年)
- 2010年代
- 『文は一行目から書かなくていい 検索、コピペ時代の文章術』プレジデント社 2011
- 『ネットで「つながる」ことの耐えられない軽さ』文藝春秋 2014
- 2020年代
関連項目
- 日本の小説家一覧
- 暴走老人 - 著作『暴走老人!』から派生した流行語。
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/18 23:40 UTC (変更履歴)
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