関川周 : ウィキペディア(Wikipedia)
関川 周(せきかわ しゅう、1912年11月25日 - 1987年2月9日)は、新潟県生まれの小説家。
来歴
新潟県中蒲原郡生まれ。本名・周作、別名・石上当。明治大学中退。
1940年「晩年の抒情」で『サンデー毎日』大衆文芸に入選、42年「怒涛の歌」、「安南人の眼」で入選。41年「聖保羅福音使学院」で直木賞候補、48年「ネペンテス恐怖事件」で宝石賞選外佳作、64年「繭の町」(石上当名義)で吉川英治賞佳作。
1987年、74歳で死去。
著書
- 『海豹の子』科学社 1943
- 『衣裳人形 創作集』山水社 1946
- 『スエズ運河物語』小峰書店・小学生文庫 1951
- 『忍術三四郎』太平洋文庫・東映シリーズ 1955
- 『エスキモー夫婦』学風書院・世界ドキュメンタリー文庫 1956
- 『艶筆鼠染春色系』艶筆文庫 文芸評論社 1956
- 『ナイスの六さん』三秀書房 1956
- 『ドヤ街』南旺社 1958
- 『犯罪ホテル』南旺社 1958
- 『東京三人男』小説刊行社 1959
- 『秘境に生きる女 世界の奇習と怪異を探ぐる』東京文芸社 1964
- 『謀略家・由比正雪 その栄光と挫折のプロセス』アサヒ芸能出版・平和新書 新歴史シリーズ 1964
映画化
- 1940 鉄の愛情 日活
- 1950 魔の黄金(谷口千吉監督、森雅之) 大映
- 1955 忍術三四郎 東映
- 1956 イカサマ紳士録(田尻繁監督、藤木悠) 東宝
- 1956 続イカサマ紳士録 おとぼけ放射能 東宝
- 1959 脅迫の影(若杉光夫監督) 日活
- 1965 赤い谷間の決斗(舛田利雄監督、石原裕次郎) 日活
参考
- 『日本近代文学大事典』講談社、1984
- 直木賞のすべて:
- 日本映画データベース:
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/07/20 08:10 UTC (変更履歴)
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