スレイマン・シセ : ウィキペディア(Wikipedia)
スレイマン・シセ(Souleymane Cissé、1940年 - )は、マリ共和国の映画監督。バマコ出身。
略歴
奨学金を得てモスクワの映画学校で学ぶ。1970年にマリに戻り、政府の情報省でカメラマンとして働くようになる。
1974年に初長編作品『Den muso (The Girl)』を制作するが、聾唖の少女がレイプされ妊娠し、自分の家族や子供の父親からも拒否されるという内容のこの作品は、マリ政府から上映禁止処分を受けてしまう。シセ自身もフランスから資金提供を得たとのことで逮捕されてしまう。
しかしその後も映画製作をつづけ、1987年の『ひかり』ではカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した。
主な作品
- L’aspirant (短篇, 1968年)
- Source d’inspiration (短篇, 1968年)
- Dégal à Dialloubé (1970年)
- Fête du Sanké (1971年)
- Cinq jours d’une vie (1972年)
- Den muso (1974年)
- L’homme et ses idoles (短篇, 1975年)
- Baara (1978年)
- Chanteurs traditionnels des Iles Seychelles (1978年)
- Finye (1982年)
- Yeelen(邦題『ひかり』) (1987年)
- Waati (1995年)
参照
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/16 10:00 UTC (変更履歴)
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