ジャン=パトリック・マンシェット : ウィキペディア(Wikipedia)
ジャン=パトリック・マンシェット(英:Jean-Patrick Manchette、1942年12月19日 - 1995年6月3日)はフランスの小説家、推理作家。
人物
マルセイユ出身。パリ大学卒業。哲学及び英文学を専攻。
大学在学中から左翼の過激派に所属。五月革命を経験。
1970年代から1980年代にかけて暗黒小説(roman noir)と呼ばれる犯罪小説を発表。
1972年、"Ô dingos, ô châteaux!"(『狼が来た、城へ逃げろ』)でフランス推理小説大賞を受賞。
作品
- "Laissez bronzer les cadavres"(ジャン=ピエール・バスティッドとの共著, 1971年)
- "L'affaire N'Gustro"(1971年)
- "Ô dingos, ô châteaux!"(1972年)
- 『狼が来た、城へ逃げろ』(岡村孝一訳、早川書房[ハヤカワ・ポケット・ミステリ])
- 『愚者が出てくる、城寨が見える』(中条省平訳、光文社[光文社古典新訳文庫])
- "Nada"(1972年)
- 『地下組織ナーダ』(岡村孝一訳、早川書房[ハヤカワ・ポケット・ミステリ])
- "L'homme au boulet rouge"
- "Morgue pleine"
- "Que d'os!"(1976年)
- 『危険なささやき』(藤田宜永訳、早川書房[ハヤカワ・ミステリ文庫])
- "Le petit bleu de la côte ouest"(1976年)
- 『殺しの挽歌』(平岡敦訳、学習研究社)
- "Fatale"(1977年)
- 『殺戮の天使』(野崎歓訳、学習研究社)
- "La Position du tireur couché"(1981年)
- 『眠りなき狙撃者』(中条省平訳、学習研究社)、のち河出文庫
- 2015年に『ザ・ガンマン』で映画化
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