寺本勇也 : ウィキペディア(Wikipedia)

寺本 勇也(てらもと ゆうや、1997年3月2日 - )は、日本の映画監督・映像作家。神奈川県湘南出身。株式会社イントリニティー 映像制作事業部に所属。

来歴

幼少期から特撮作品に親しみ、仮面ライダーのムック本に掲載されていたスタッフインタビューを読んだことを契機に、映像制作の裏側に関心を持つようになった。

中学時代にはiPod touchに搭載されていた動画編集アプリ「iMovie」を用いて自主映画を制作し、映像表現に取り組むようになった。その後、日本工学院専門学校の映画制作コースに進学し、在学中に東映の「」の撮影現場にインターンとして参加した。

同校を卒業後、映像制作会社AOI Pro.に入社しテレビCMの制作に従事。その後、独立して株式会社イントリニティー 映像制作事業部に所属し、映画や広告映像を制作している。劇場公開作品として『追想と』、 『傷』、 『ゆい』 を監督し、SNSやYouTube向けの映像コンテンツも手がけている。

TikTokと東宝が主催する縦型映画祭「TikTok TOHO Film Festival」では、2023年・2024年に監督作が2年連続でファイナリストに選出された。

人物

主な活動は映画制作だが、広告映像やSNS向けのショート動画も制作しており、作品によっては監督・撮影・編集を兼任することがある。

影響を受けた人物として、お笑い芸人の松本人志(ダウンタウン)、映画監督のジョン・ウーやチャウ・シンチーを挙げている。

作品

映画

  • 追想と(2023年) - 監督・撮影・編集
  • 色のない少女(2023年) - プロデューサー
  • 傷(2024年) - 監督
  • ゆい(2025年) - 監督

ショートドラマ

  • 未来への帰り道(2023年) - 監督
  • ひまわりの記憶(2024年) - 監督・脚本

CM

  • KDDI au三太郎スピンオフシリーズ TVCM(2017年) - 監督
  • JTB イタリア観光局 WebCM(2020年) - 構成・演出
  • 薬用歯磨きDr.WANDEL+KANDEL TVCM(2021年) - 撮影・編集・プロデュース
  • イオンシネマ シアタス調布『ガチョシアター』(2020年 - 2022年) - 監督
  • スルガ銀行 広告映像(2025年) - 企画・撮影・演出
  • JOYSOUND WebCM(2025年) - 監督

MV

  • こぴ 「命の歌」(映画『ゆい』主題歌) - 監督・撮影

YouTubeチャンネル

  • これ本当らしいよ【実話系ドラマch】 - 監督

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/09/25 20:07 UTC (変更履歴
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