クレア・キーガン : ウィキペディア(Wikipedia)
クレア・キーガン(Claire Keegan, 1968年 - )は、現代アイルランドの小説家。
経歴
1968年、アイルランド東部ウィックロー県で、ローマ・カトリック教徒の農家に末娘として生まれた。
高校卒業後、アメリカに渡り、ニューオーリンズのロヨラ大学で学ぶ。92年、母国に戻り、ウェールズ大学大学院、ダブリンのトリニティ・カレッジで学ぶ。
デビュー作の短篇集Antarctica(1999)は、『ロサンゼルス・タイムズ』の年間最優秀図書に選ばれた。アイルランド文学で受賞が多い。
以後、短篇集は『青い野を歩く Walk the Blue Fields』(2007)、『The Forester's Daughter』(2019)、『So Late in the Day』(2023)を刊行。
賞歴
- 『Antarctica』- ウィリアム・トレヴァー賞、ルーニー賞など
- 『Walk the Blue Fields』- オリーブ・クック賞、フランシス・マクマナス賞
著書
- 『青い野を歩く』 岩本正恵訳、白水社 エクス・リブリス、2009.12
- 『ほんのささやかなこと』Small Things like These(2021)。ブッカー賞最終候補作。1985年、アイルランドの小さな町が舞台の中編。 鴻巣友季子訳、早川書房、2024.10
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/04 04:17 UTC (変更履歴)
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