珠城りょう : ウィキペディア(Wikipedia)

珠城 りょう(たまき りょう、1988年珠城りょう 公式プロフィール ケイパーク公式WEBサイト。10月4日珠城りょう未来へ!大きな木のようにまっすぐに 日刊スポーツ。 - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団月組トップスター「しっかり目に焼き付けて」珠城りょう“月組魂・伝承式” スポーツ報知。。

愛知県蒲郡市、光ヶ丘女子高等学校出身宝塚月組トップ珠城りょう 涙の退団 天海祐希に次ぐ大器「結婚含め今後は?」の問いに笑顔 中日スポーツ。。身長172cm。血液型B型。愛称は「りょう」、「たまき」。

所属事務所はケイパーク宝塚元月組トップスター珠城りょう、「ケイダッシュ」グループ入り マルチ女優へバラエティーにも意欲 スポーツ報知。。

来歴

2006年、宝塚音楽学校入学。

2008年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に94期生として入団衣装頼らず“骨太”男役度の見せどころ/珠城りょう 日刊スポーツ。。入団時の成績は18番。月組公演「ME AND MY GIRL」で初舞台。その後、月組に配属。

恵まれた体格とダイナミックなダンスで早くから注目を集め、2010年、霧矢大夢・蒼乃夕妃トップコンビ大劇場お披露目となる「THE SCARLET PIMPERNEL」で、新人公演初主演後ろを振り返えらず、1センチでも前へ/珠城りょう 日刊スポーツ。。その後も5度に渡って新人公演主演を務める。

2013年の「月雲の皇子」でバウホール公演初主演。好評を博し、同年12月にも再演される。

2015年の「Bandito」(バウホール・日本青年館公演)で、東上公演初主演男くさい男/珠城りょう 日刊スポーツ。。同年の「舞音/GOLDEN JAZZ」より、5期上の凪七瑠海・美弥るりかを飛び越えて、トップスター・龍真咲に次ぐ月組2番手に昇格月組・珠城りょう全組最下級生2番手に デイリースポーツ。。

2016年の「激情/Apasionado!!III」で全国ツアー公演初主演。同年9月5日付で月組トップスターに就任9年目の月組トップ「今は一番自然体」/珠城りょう 日刊スポーツ。。入団9年目でのトップ就任は、男役としては、入団7年目にトップ就任した元月組トップ・天海祐希に次ぐ速さとなり、近年では極めて異例のスピード出世となった宝塚月組新トップスター珠城りょう、天海祐希に次ぐ“スピード出世” SANSPO.COM。「華やかな舞台裏は葛藤の連続。でも、その経験が今の私につながっている」 宝塚スターインタビュー。。相手役には前任より引き続き愛希れいかを迎え、翌年の「グランドホテル/カルーセル輪舞曲」で、トップコンビ大劇場お披露目。

2018年の「エリザベート」で10代目トートを演じる。同公演をもって愛希が退団し、後任に美園さくらを迎え、翌年の「夢現無双/クルンテープ」で、新トップコンビ大劇場お披露目。

2021年8月15日、「桜嵐記/Dream Chaser」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を美園と同時退団。新型コロナウイルス感染拡大による公演スケジュールの変更のため、当初の予定より半年遅れての退団となった宝塚雪組トップ望海風斗、月組トップ珠城りょうらが異例の退団日変更 デイリースポーツ。雪組トップ望海風斗と真彩希帆退団は来年4月11日 日刊スポーツ。。

退団後はケイパーク所属となり、芸能活動を再開。

人物

3歳から水泳を習い、小学生からはバスケットボール、中学ではハンドボールの主将を務めるなど、根っからのスポーツ少女だった。

宝塚との出会いは、新聞で見つけた「宝塚観劇バスツアー」の広告。興味を惹かれてバスツアーに参加。初めて宝塚の舞台を見たその時に、「私もあのステージに立ちたい」と魅了されてしまった。

音楽学校の受験は、これで最後にしようと決めて挑んだ3度目でようやく合格を果たした。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

  • 2008年3 - 5月、月組『ME AND MY GIRL』(宝塚大劇場)

月組時代

  • 2008年5 - 7月、『ME AND MY GIRL』(東京宝塚劇場)
  • 2008年11 - 2009年2月、『夢の浮橋』『Apasionado!!』
  • 2009年3月、『二人の貴公子』(バウホール) - スターヴリング
  • 2009年5 - 8月、『エリザベート』 - 新人公演:ジュラ(本役:光月るう)
  • 2009年10 - 12月、『ラスト プレイ』 - 新人公演:ムーア(本役:霧矢大夢)『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』
  • 2010年2月、『HAMLET!!』(バウホール・日本青年館) - レアティーズ
  • 2010年4 - 7月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - ハル、新人公演:パーシー・ブレイクニー(本役:霧矢大夢) 新人公演初主演
  • 2010年9 - 11月、『ジプシー男爵-Der Zigeuner Baron-』 - ヒスニ、新人公演:ジュパン(本役:汝鳥伶)『Rhapsodic Moon(ラプソディック・ムーン)』
  • 2010年12 - 2011年1月、『STUDIO 54(スタジオ フィフティフォー)』(ドラマシティ・日本青年館) - ダグラス・マーチン
  • 2011年3 - 5月、『バラの国の王子』 - ハチドリ、新人公演:家臣(虎)(本役:明日海りお)『ONE』
  • 2011年7 - 10月、『アルジェの男』 - アルマン、新人公演:アンリ・クローデル(本役:明日海りお)『Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)』
  • 2011年11 - 12月、『アリスの恋人』(バウホール・日本青年館) - マーチ・ラビット
  • 2012年2 - 4月、『エドワード8世』 - スチュワート・メンジース、新人公演:デイヴィッド(本役:霧矢大夢)『Misty Station』 新人公演主演
  • 2012年6 - 9月、『ロミオとジュリエット』 - 死、新人公演:ロミオ(本役:龍真咲/明日海りお) 新人公演主演
  • 2012年10 - 11月、『春の雪』(バウホール・日本青年館) - 本多繁邦
  • 2013年1 - 3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』 - ジェローデル/アルマン1/7〜13のみ。、新人公演:アラン・ド・ソワソン(本役:星条海斗)
  • 2013年5月、『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』(バウホール) - 木梨軽皇子 バウ初主演
  • 2013年7 - 10月、『ルパン-ARSÈNE LUPIN-』 - ジョゼファン、新人公演:アルセーヌ・ラウール・ルパン/アルベール・ド・サヴリー(本役:龍真咲)『Fantastic Energy!』 新人公演主演
  • 2013年11 - 12月、『JIN-仁-』 - 千吉『Fantastic Energy!』(全国ツアー)
  • 2013年12月、『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』(天王洲 銀河劇場) - 木梨軽皇子
  • 2014年1月、『New Wave!-月-』(バウホール) メインキャストNew Wave!-月-('14年月組・バウ・千秋楽) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  • 2014年3 - 6月、『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』 - カール六等航海士/マドロス、新人公演:サイモン(本役:沙央くらま)『TAKARAZUKA 花詩集100!!』 - 花の紳士A/黒の王子/月下美人A/詩人、新人公演:花詩集の紳士/花の紳士S/トップスター男/踊る紳士S/銀の花の男(本役:龍真咲) 新人公演主演
  • 2014年7 - 8月、『宝塚をどり』『明日への指針-センチュリー号の航海日誌-』 - ナイジェル『TAKARAZUKA 花詩集100!!』(博多座)
  • 2014年9 - 12月、『PUCK(パック)』 - ボビー、新人公演:サー・エドワード・グレイヴィル(本役:飛鳥裕)『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』
  • 2015年1 - 2月、『Bandito(バンディート)-義賊 サルヴァトーレ・ジュリアーノ-』(バウホール・日本青年館) - サルヴァトーレ・ジュリアーノ 東上初主演
  • 2015年4 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - マクシミリアン・ロベスピエール
  • 2015年9月、『DRAGON NIGHT!!』(ドラマシティ・文京シビックホール)
  • 2015年11 - 2016年2月、『舞音-MANON-』 - ファン・チ・クオン『GOLDEN JAZZ』
  • 2016年3 - 4月、『激情』 - ドン・ホセ『Apasionado(アパショナード)!!III』(全国ツアー) 全国ツアー初主演
  • 2016年6 - 9月、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』 - ロルテス『Forever LOVE!!』

月組トップスター時代

  • 2016年10 - 11月、『アーサー王伝説』(文京シビックホール・ドラマシティ) - アーサー トップお披露目公演
  • 2017年1 - 3月、『グランドホテル』 - フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵『カルーセル輪舞曲(ロンド)』 大劇場トップお披露目公演
  • 2017年5月、『長崎しぐれ坂』 - 卯之助/鳶頭『カルーセル輪舞曲(ロンド)』(博多座)
  • 2017年7 - 10月、『All for One』 - ダルタニアン
  • 2017年11 - 12月、『鳳凰伝』 - カラフ『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』(全国ツアー)
  • 2018年2 - 5月、『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』 - 青柳誠二『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』 - バッディ
  • 2018年6 - 7月、『雨に唄えば』(TBS赤坂ACTシアター) - ドン・ロックウッド
  • 2018年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - トート
  • 2019年1月、『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』(東京国際フォーラム) - ゲイビー
  • 2019年3 - 6月、『夢現無双』 - 新免武蔵『クルンテープ 天使の都』
  • 2019年7 - 8月、『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』(梅田芸術劇場) - ゲイビー
  • 2019年10 - 12月、『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 - ジョージ・エードラー
  • 2020年2月、『赤と黒』(御園座) - ジュリアン・ソレル
  • 2020年9 - 2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 - ジャック・ヴァレット(ジャンヌ)/ヴィクトール・バーレンベルク
  • 2021年1月、『Eternità』(バウホール)
  • 2021年3月、『幽霊刑事(デカ)〜サヨナラする、その前に〜』(バウホール) - 神崎達也宝塚月組トップ珠城りょうのスペシャル・ライブ上演 日刊スポーツ。
  • 2021年5 - 8月、『桜嵐記(おうらんき)』 - 楠木正行『Dream Chaser』 退団公演

出演イベント

  • 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
  • 2012年3月、蒼乃夕妃ミュージック・サロン『VERY BEST OF ME』
  • 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル』
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
  • 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
  • 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
  • 2017年10月、第54回『宝塚舞踊会』第54回「宝塚舞踊会」('17年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  • 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』宝塚4組トップ+轟悠集結、平成ラスト年末恒例公演 日刊スポーツ。
  • 2019年10月、第55回『宝塚舞踊会〜祝舞御代煌(いわいまうみよのきらめき)〜』第55回「宝塚舞踊会〜祝舞御代煌〜」('19年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

ドラマ

映画

  • 2023年3月、『わたしの幸せな結婚』(東宝) - 桂子

コンサート

CM出演

  • 2014 - 2021年、ダイキン工業『うるさら7』

受賞歴

  • 2014年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2013年度新人賞『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、81頁。ISBN 978-4-908135-34-7。
  • 2015年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2014年度努力賞『2015年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、85頁。ISBN 978-4-908135-68-2。
  • 2017年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 男役賞『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2。
  • 2020年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2019年度優秀賞『2020年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2021年、55頁。ISBN 978-4-86649-159-2。
  • 2022年、『蒲郡市特別表彰』

注釈

出典

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/12/14 16:22 UTC (変更履歴
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